クレステック(7812)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 156 | 5 | 2 | 3 | 5.7 | 57.5 | 20.0 | 25.2 |
| FY2017 | 149 | 7 | 4 | -3 | 9.5 | 121.1 | 37.0 | 26.7 |
| FY2018 | 173 | 8 | 4 | 1 | 9.3 | 127.6 | 39.0 | 27.6 |
| FY2019 | 176 | 10 | 5 | 8 | 10.4 | 150.0 | 46.0 | 30.2 |
| FY2020 | 160 | 7 | 3 | 9 | 6.1 | 84.0 | 36.0 | 29.6 |
| FY2021 | 172 | 11 | 5 | 9 | 8.9 | 148.0 | 45.0 | 31.7 |
| FY2022 | 186 | 12 | 8 | 5 | 11.4 | 256.9 | 78.0 | 35.0 |
| FY2023 | 213 | 16 | 9 | 2 | 11.0 | 276.4 | 83.0 | 37.2 |
| FY2024 | 191 | 12 | 9 | 18 | 9.9 | 295.5 | 89.0 | 41.4 |
| FY2025 | 188 | 13 | 7 | 17 | 8.2 | 240.2 | 76.0 | 44.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
公開情報からは、特許、ブランド力、規制ライセンスなどの具体的な無形資産に関する情報は確認できませんでした。同社は主に工業用ゴム製品の製造・販売を行っており、これらの製品分野で顕著な無形資産の存在を示す証拠は見当たりません。
工業用ゴム製品は、特定の用途や顧客の要求仕様に合わせてカスタマイズされる場合があり、その場合、仕様変更やサプライヤー変更には一定のコストや手間が発生する可能性があります。しかし、汎用的な製品も多く、スイッチング・コストは限定的と考えられます。
同社の事業モデルは、製品の利用者が増えることで価値が増大するネットワーク効果を生み出す性質のものではありません。個々の顧客との取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスのような構造は見られません。
長年の製造業としての経験や、特定の生産技術の蓄積により、一定のコスト競争力を持っている可能性はあります。しかし、業界全体での規模の経済や、圧倒的なコスト優位性を示す具体的な情報は確認できませんでした。
工業用ゴム製品市場において、同社が市場規模に対して最適化された少数寡占を形成しているという証拠は乏しいです。競合他社も複数存在し、特定のニッチ市場での地位は考えられますが、業界全体を代表するような規模の経済は限定的と推測されます。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定のニッチ市場における高いシェアと顧客基盤の維持
継続的な技術開発による製品の高付加価値化
安定した需要が見込まれる産業分野への依存
弱気シナリオ(モート侵食)
価格競争の激化による収益性の低下
代替素材や新技術の登場による需要の減少
主要顧客の業績悪化や取引縮小
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
クレステックへの投資が失敗するには、同社が競争優位性を全く持たない、あるいは失っていくシナリオが現実となる必要がある。具体的には、競合他社がより低コストで高品質な製品を提供できるようになり、クレステックの価格競争力や技術的優位性が失われる場合。また、顧客が容易に他社製品へ切り替えられる状況が常態化し、スイッチング・コストの優位性が全く機能しなくなることも考えられる。さらに、主要な顧客産業の衰退や、代替素材の普及により、同社製品の需要そのものが構造的に減少していくシナリオも、モートの崩壊を招く要因となるだろう。これらの要因が複合的に作用し、長期的な収益性と成長性を損なうことが、投資失敗の根拠となる。
5年後のモート予測
既存顧客との関係を維持しつつ、ニッチ市場でのシェアを拡大。技術革新により高付加価値製品の比率を高め、緩やかな売上・利益成長を達成する。
既存事業の安定性を維持し、市場環境の変化に合わせた製品開発を行う。売上・利益は横ばい傾向で推移する。
価格競争の激化や代替品の台頭により、既存事業の収益性が悪化。売上・利益ともに減少傾向が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 58億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 44.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -2.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 7.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.72倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-05-29 臨時報告書