永大化工(7877)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 67 | 1 | 0 | 1 | 0.4 | 4.1 | — | 78.2 |
| FY2016 | 69 | 2 | 2 | 2 | 2.4 | 23.7 | — | 75.4 |
| FY2017 | 81 | 3 | 2 | -0 | 2.9 | 30.0 | 10.0 | 73.4 |
| FY2018 | 81 | 3 | 3 | 3 | 3.9 | 205.1 | 11.0 | 73.8 |
| FY2019 | 81 | 2 | 1 | -2 | 2.0 | 95.5 | 65.0 | 72.9 |
| FY2020 | 77 | 2 | 2 | 4 | 2.3 | 115.3 | 65.0 | 71.9 |
| FY2021 | 83 | 1 | 2 | -5 | 2.3 | 117.4 | 67.5 | 71.7 |
| FY2022 | 83 | -3 | -2 | -5 | -3.5 | -178.5 | 67.5 | 69.5 |
| FY2023 | 91 | 1 | 2 | 2 | 2.6 | 135.1 | 50.0 | 73.0 |
| FY2024 | 89 | 3 | 2 | 7 | 2.6 | 141.1 | 50.0 | 73.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
永大化工に関する公開情報からは、特許、ブランド、規制ライセンスなどの明確な無形資産の存在を示す具体的な情報は確認できませんでした。独立した競争優位の源泉となるような強力な無形資産は現時点では見当たりません。
化学製品は、顧客の製造プロセスに組み込まれている場合、仕様変更に伴うコストやリスクから、比較的スイッチング・コストが発生する可能性があります。しかし、永大化工の製品群において、顧客が乗り換えを困難にするほどの高いスイッチング・コストを裏付ける具体的な情報は乏しいです。
永大化工の事業モデルは、ネットワーク効果が働くようなプラットフォーム型ビジネスや、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるような構造ではありません。そのため、ネットワーク効果による競争優位性は期待できません。
化学業界においては、規模の経済や効率的な生産プロセスによるコスト優位性が競争力の源泉となり得ます。永大化工が特定のニッチ市場で効率的な生産体制を構築している可能性はありますが、業界全体で突出したコスト優位性を示す具体的な証拠は公開情報からは確認できません。
化学業界は一般的に設備投資が大きく、一定の生産規模がコスト競争力に影響します。永大化工が特定の製品分野で一定の市場シェアを確保している可能性はありますが、業界全体を寡占するほどの規模の経済や効率性を示唆する情報は限定的です。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定の高付加価値化学品分野での技術革新と市場シェア拡大
新規事業分野への参入成功による収益源の多様化
M&Aによる事業規模拡大とシナジー効果の発現
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客の業績悪化や需要低迷による売上減少
原材料価格の高騰や調達難による収益性の悪化
競合他社による低価格攻勢や代替技術の登場
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
永大化工への投資が失敗するシナリオは、同社が競争優位性を構築・維持できない、あるいは既存の競争優位性が急速に失われる状況である。具体的には、主要顧客の需要が構造的に減退し、代替品への乗り換えが容易になる、あるいは競合他社がより低コストで高品質な製品を開発・提供できるようになる場合である。また、技術革新の波に乗り遅れ、陳腐化した製品しか提供できなくなる、あるいは新規参入企業が革新的な技術やビジネスモデルで市場を席巻する可能性も考えられる。さらに、グローバルなサプライチェーンの混乱や地政学的リスクが、原材料調達や製品供給に深刻な影響を与え、収益性を圧迫し続ける状況も想定される。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性と成長性が持続的に損なわれることが、投資失敗の道筋となるだろう。
5年後のモート予測
新規高付加価値製品の開発・販売が成功し、市場シェアを拡大。収益性が向上し、安定的な成長軌道に乗る。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。原材料価格の変動や市場環境の変化に影響を受けやすい。
主要顧客の需要減退や競合激化により、売上・利益が減少。収益性の悪化が続き、厳しい経営環境に直面する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 26億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 73.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 6.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 14.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.36倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書