中本パックス(7811)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 315 | 13 | 8 | 7 | 7.6 | 201.9 | — | 41.4 |
| FY2017 | 330 | 13 | 10 | 3 | 8.5 | 120.1 | 100.0 | 43.0 |
| FY2018 | 339 | 16 | 12 | -3 | 9.7 | 141.5 | 110.0 | 43.3 |
| FY2019 | 341 | 15 | 11 | -3 | 8.7 | 132.8 | 56.0 | 43.9 |
| FY2020 | 360 | 17 | 13 | 7 | 9.3 | 161.0 | 56.0 | 40.9 |
| FY2021 | 405 | 23 | 15 | 17 | 9.4 | 179.9 | 57.0 | 42.2 |
| FY2022 | 431 | 19 | 13 | 8 | 7.8 | 157.3 | 62.0 | 44.5 |
| FY2023 | 444 | 18 | 11 | 9 | 5.7 | 128.5 | 62.0 | 45.7 |
| FY2024 | 491 | 29 | 20 | 12 | 9.9 | 225.4 | 62.0 | 48.3 |
| FY2025 | 496 | 30 | 22 | 13 | 9.8 | 245.1 | 66.0 | 51.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
財務データが未収録のため、ブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPに関する具体的な評価は不可能。公開情報からは、特定の無形資産が競争優位の源泉となっている明確な証拠は見当たらない。
包装資材という性質上、顧客は特定の仕様や品質を求める場合、サプライヤー変更に伴う評価・切り替えコストが発生する可能性がある。しかし、一般的に包装資材は代替品が多く、スイッチング・コストは限定的と考えられる。
包装資材の製造・販売事業であり、ユーザー数の増加が製品・サービスの価値を向上させるネットワーク効果は期待できない。プラットフォームビジネスのような特性は見られない。
長年の事業経験と、特定の製造技術・ノウハウによる効率化の可能性は考えられる。しかし、原材料価格の変動や競合他社との価格競争に晒される可能性もあり、構造的なコスト優位性は限定的と推測される。
特定のニッチ市場や顧客層に特化している可能性はあるが、業界全体における規模の経済性や寡占度に関する情報は不足している。大手競合と比較した場合の規模の優位性は不明瞭。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定の高付加価値包装材分野での技術的優位性を確立し、ニッチ市場でのリーダーシップを強化する。
顧客との長期的な関係を維持・強化し、仕様変更や新規開発における協業を通じて、スイッチング・コストを徐々に高める。
生産効率の改善やサプライチェーンの最適化により、コスト競争力を徐々に向上させる。
弱気シナリオ(モート侵食)
汎用的な包装材市場での価格競争の激化により、収益性が圧迫される。
代替素材や新規参入企業による技術革新により、既存製品の競争力が低下する。
主要顧客の業績悪化や取引条件の変更が、業績に直接的な影響を与える。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、中本パックスが包装資材業界における競争優位性を全く構築できていない、あるいは既に失っていることが真実でなければならない。具体的には、同社が持つ技術やノウハウが陳腐化し、競合他社がより低コストで高品質な製品を容易に提供できる状況が常態化している場合である。また、顧客が容易に代替サプライヤーへ切り替えられる環境が整っており、スイッチング・コストが皆無に近い状態も考えられる。さらに、ブランド力やネットワーク効果といった無形資産も皆無であり、規模の経済性も発揮できていない場合、同社は価格競争に巻き込まれ、収益性を維持できずに衰退していくリスクが高い。主要顧客の離反や、新規顧客獲得の困難さが継続することも、このシナリオを補強する。
5年後のモート予測
高付加価値製品へのシフトや生産効率の改善が進み、緩やかな成長と収益性改善が見込まれる。ニッチ市場での地位を固める。
現状維持に近い成長が続く。価格競争や原材料価格の変動に影響を受けつつも、一定の顧客基盤を維持する。
競争激化や技術革新の遅れにより、収益性が低下し、緩やかな衰退傾向を辿る。主要顧客の離反リスクも高まる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 171億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 51.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 15.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 7.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.81倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-05-27 臨時報告書