交換できるくん(7695)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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8年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2020 | 47 | 3 | 2 | 3 | 26.0 | 97.3 | — | 51.9 |
| FY2021 | 48 | 1 | 1 | -2 | 7.8 | 29.4 | 0.0 | 57.2 |
| FY2022 | 60 | 3 | 2 | 2 | 17.7 | 81.9 | 0.0 | 47.3 |
| FY2023 | 76 | 3 | 2 | -4 | 18.0 | 101.2 | 0.0 | 40.1 |
| FY2024 | 103 | 2 | 1 | -5 | 5.3 | 39.6 | 0.0 | 42.3 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 0.0 | — |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 0.0 | — |
| FY2027 | — | — | — | — | — | — | 0.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
「交換できるくん」という社名は、事業内容を分かりやすく示唆するが、強力なブランド力や特許、規制ライセンスといった無形資産は現時点では限定的。リフォーム業界全体として、特定の企業に帰属する強力なIPは少ない。
住宅設備機器の交換は、一度依頼した業者への信頼や過去の実績、保証の継続性から、顧客が他社へ乗り換える際の心理的・実務的ハードルが存在する。特に、給湯器や水回りなど、生活インフラに関わるため、安心感が重要視される。
現時点では、顧客が増えることでサービス価値が向上するようなネットワーク効果は確認できない。プラットフォーム型ビジネスではなく、個別の取引が中心である。
オンライン完結型のビジネスモデルにより、店舗維持費や営業人件費を抑える努力はしていると考えられる。しかし、仕入れコストや物流コストにおいて、大手小売業やメーカー系サービスと比較して圧倒的な優位性を持つかは不明。
住宅設備機器の交換市場は広範だが、交換できるくんが市場全体に対して支配的なシェアを持っているわけではない。地域密着型の工務店や大手リフォームチェーンなども存在し、寡占化は進んでいない。
競合との比較優位
強気シナリオ
オンラインでの利便性向上と、顧客満足度を高めることでスイッチング・コストをさらに強化できる。
住宅設備機器の交換需要は、ストック型社会において安定的に見込まれる。
DX推進による業務効率化で、コスト競争力を維持・向上できる可能性がある。
弱気シナリオ(モート侵食)
大手家電量販店やハウスメーカーが、オンライン販売・設置サービスを強化し、顧客を奪う。
住宅設備機器の価格競争が激化し、収益性が悪化する。
新規参入企業が、より低価格または革新的なサービスで市場に食い込む。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、交換できるくんが築き上げた顧客の信頼と、それに基づくスイッチング・コストが、競合他社の低価格戦略や、より包括的なサービス提供能力によって容易に乗り越えられてしまう必要がある。具体的には、大手家電量販店が自社の強力なブランド力と物流網を活かし、オンラインでの見積もりから設置までをシームレスに提供し始め、かつ交換できるくんと同等かそれ以上の価格競争力を発揮する場合。また、住宅設備機器メーカーが自社ブランドの設置・保守サービスを直接展開し、既存の販売チャネルやアフターサービス網を活用して、交換できるくんの顧客基盤を侵食するシナリオも考えられる。さらに、顧客が製品の価格や機能性を最優先し、業者への信頼や過去の実績といったスイッチング・コストをほとんど考慮しなくなるような市場環境の変化も、この投資の失敗要因となりうる。
5年後のモート予測
オンラインプラットフォームの優位性を活かし、顧客体験を向上させることで、安定的な需要を取り込み、緩やかな成長を続ける。
住宅設備機器交換市場の安定需要を背景に、既存顧客基盤を維持しつつ、オンラインでの効率化を進め、堅実な業績を維持する。
競合の低価格攻勢やサービス拡充により、価格競争に巻き込まれ、収益性が低下するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 17億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 42.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 5年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 10.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 19.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.07倍 |
合格数:3/7 部分的合格