IDOM(7599)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 2,515 | 45 | 22 | -129 | 5.7 | 22.2 | — | 33.9 |
| FY2017 | 2,762 | 68 | 36 | 17 | 8.6 | 35.3 | 12.0 | 31.4 |
| FY2018 | 3,094 | 34 | 4 | -306 | 0.9 | 3.8 | 7.0 | 22.9 |
| FY2019 | 3,617 | 91 | 35 | 134 | 8.3 | 35.0 | 11.0 | 22.9 |
| FY2020 | 3,806 | 106 | 15 | 181 | 3.3 | 14.8 | 1.2 | 24.8 |
| FY2021 | 4,595 | 185 | 108 | 38 | 19.4 | 107.5 | 10.6 | 28.5 |
| FY2022 | 4,165 | 187 | 142 | 21 | 22.7 | 141.5 | 4.6 | 35.8 |
| FY2023 | 4,199 | 161 | 114 | 13 | 16.4 | 114.0 | 42.5 | 37.5 |
| FY2024 | 4,967 | 199 | 134 | -288 | 16.6 | 133.9 | 34.2 | 36.1 |
| FY2025 | 5,628 | 202 | 119 | -5 | 13.3 | 118.7 | 40.2 | 33.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
IDOMは中古車販売を主軸としており、特定の強力なブランド力や特許、規制ライセンスによる独占的な優位性は見られない。中古車市場は一般的に参入障壁が低く、差別化要因が少ない。
中古車購入者は、車両の品質や価格、店舗の利便性などを比較検討するが、特定の販売店に強く縛られるスイッチング・コストは低い。ただし、IDOMの「安心保証」などの付帯サービスが一定の顧客維持に寄与する可能性はある。
中古車販売プラットフォームとしてのネットワーク効果は限定的。ユーザーが増えることで車両情報や顧客体験が向上するような、自己強化型のネットワークは構築されていない。
「ガリバー」ブランドによるスケールメリットや、中古車オークションの活用、効率的な在庫管理システムにより、一定のコスト優位性を追求していると考えられる。しかし、競合他社も同様の取り組みを行っており、構造的なコスト優位性は限定的。
IDOMは国内最大級の中古車販売ネットワークを有しており、店舗数や取扱台数において業界内で一定の規模を誇る。この規模は、仕入れや販売チャネルの多様化、効率的な物流網の構築に寄与し、競合に対する優位性となっている。
競合との比較優位
強気シナリオ
中古車市場の拡大トレンドに乗じた売上・利益の増加
M&Aや新規事業による事業ポートフォリオの拡大と収益源の多様化
DX推進による業務効率化と顧客体験向上が競争優位性を強化
弱気シナリオ(モート侵食)
中古車市場の競争激化による価格下落と利益率の低下
景気後退による中古車需要の低迷
法規制の変更やコンプライアンス問題による事業への影響
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
IDOMの投資が失敗するには、中古車市場全体の成長性が鈍化し、IDOMが規模の経済を活かせなくなる状況が真実でなければならない。具体的には、競合他社がIDOMを凌駕するほどの革新的なビジネスモデル(例:オンライン専業での圧倒的な低コスト化、独自のAI査定による高精度な価格設定)を確立し、IDOMの既存の店舗網や仕入れ網の優位性を無効化するケースである。また、中古車販売における信頼性や透明性に対する社会的な要求が劇的に高まり、IDOMがその要求に応えられず、ブランドイメージを大きく損なうような不祥事が発生することも考えられる。さらに、自動車メーカーによる認定中古車事業の強化や、サブスクリプションモデルの普及が中古車市場の構造を変化させ、IDOMのビジネスモデルの前提を覆す可能性もある。
5年後のモート予測
中古車市場の堅調な成長とIDOMの規模の経済を活かしたシェア拡大により、売上・利益ともに着実な成長を続ける。新規事業やDX投資が奏功し、収益性が向上する。
市場環境は安定的に推移し、IDOMは既存事業を堅実に運営。規模の経済を維持しつつ、緩やかな成長を続ける。大きなブレークスルーはないが、安定した収益基盤を維持する。
中古車市場の競争激化や景気後退の影響を受け、売上・利益ともに伸び悩む。コスト構造の硬直性から利益率が低下し、株価は低迷するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,321億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 33.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -5.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.50倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-05-27 臨時報告書