安楽亭(7562)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 171 | 5 | 4 | 6 | 6.6 | 18.9 | — | 43.2 |
| FY2016 | 165 | 2 | -1 | -3 | -1.2 | -34.3 | — | 41.1 |
| FY2017 | 169 | 3 | 1 | 6 | 2.4 | 69.8 | 0.0 | 40.4 |
| FY2018 | 163 | 2 | -1 | 0 | -1.7 | -48.3 | 0.0 | 39.5 |
| FY2019 | 153 | 2 | -5 | 17 | -8.3 | -220.2 | 0.0 | 25.9 |
| FY2020 | 265 | -13 | -11 | 5 | -25.5 | -524.2 | 0.0 | 18.7 |
| FY2021 | 235 | -24 | 5 | -14 | 9.9 | 225.8 | 0.0 | 22.4 |
| FY2022 | 286 | -1 | -3 | 4 | -5.5 | -118.7 | 0.0 | 23.0 |
| FY2023 | 303 | 15 | 10 | 18 | 14.2 | 434.6 | 0.0 | 30.7 |
| FY2024 | 304 | 15 | 6 | 10 | 7.9 | 255.3 | 0.0 | 30.6 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:none 持続性:判定中
「七輪亭」や「海鮮家」などのブランド名は存在するが、競合他社との差別化が限定的。特定の特許や独占的IPは確認されず、ブランド力による強い競争優位性は見られない。
焼肉店という業態上、顧客のスイッチングコストは低い。特別なロイヤリティプログラムや会員制度の強固さが見られないため、顧客が競合店へ流れるリスクは常にある。
ネットワーク効果は期待できない業態。顧客が増えることでサービスの質が低下する可能性もあり、正のフィードバックループは形成されない。
セントラルキッチン方式の導入や、仕入れルートの効率化努力は行われている可能性があるが、外食産業全体でコスト競争は激しく、構造的なコスト優位を確立しているとは言えない。
国内に約150店舗を展開しており、一定の規模はある。しかし、業界全体で見ると、より大規模な競合チェーンも存在し、規模の経済による圧倒的な優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
既存顧客の維持・拡大による安定的な収益基盤の構築
新業態開発や既存店の改装による顧客単価向上
コスト削減努力による収益性改善
弱気シナリオ(モート侵食)
人件費や原材料費の高騰による収益圧迫
競合他社との価格競争激化による客数減少
消費者の嗜好変化への対応遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
安楽亭の投資が失敗するには、外食産業全体の構造的な逆風(人手不足、原材料高、消費低迷)が予想以上に深刻化し、同社がそれらを吸収・転嫁できるだけの価格決定力やコスト管理能力を発揮できない状況が真実でなければならない。特に、既存のブランド力が陳腐化し、新規顧客獲得や既存顧客維持のためのマーケティング投資が効果を発揮せず、競合他社がより魅力的な商品やサービスを低価格で提供し続けることで、安楽亭の市場シェアが継続的に侵食されるシナリオが考えられる。また、セントラルキッチンや仕入れ効率化といったコスト削減努力が、期待したほどの効果を上げられず、むしろ品質低下を招くような事態も、同社の競争力を損なう要因となるだろう。
5年後のモート予測
既存店の収益性改善と新業態の成功により、売上・利益ともに緩やかな成長を遂げる。株主還元も維持される。
外食産業の平均的な成長率に留まり、コスト増の影響を受けつつも、一定の収益を確保する。
人件費・原材料費の高騰、競争激化により、売上・利益ともに減少。既存店閉鎖も増加する可能性。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 85億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 30.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 5年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 4.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 14.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.15倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-29 臨時報告書