イクヨ(7273)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 119 | 9 | 9 | 9 | 26.7 | 57.0 | — | 35.3 |
| FY2016 | 103 | 5 | 3 | -0 | 8.8 | 22.6 | — | 39.0 |
| FY2017 | 131 | 5 | 5 | 11 | 10.7 | 307.8 | 4.0 | 35.9 |
| FY2018 | 168 | 8 | 5 | 8 | 10.6 | 329.5 | 40.0 | 37.5 |
| FY2019 | 156 | 4 | 3 | -11 | 5.5 | 180.4 | 45.0 | 41.2 |
| FY2020 | 101 | -5 | -5 | -9 | -11.6 | -336.8 | 20.0 | 42.9 |
| FY2021 | 132 | 4 | 4 | 11 | 8.9 | 283.7 | 5.0 | 42.9 |
| FY2022 | 146 | 7 | 5 | -17 | 9.4 | 324.1 | 10.0 | 37.4 |
| FY2023 | 174 | 7 | 5 | -5 | 8.1 | 320.7 | 20.0 | 38.8 |
| FY2024 | 177 | 0 | 0 | -3 | 0.6 | 28.9 | 30.0 | 42.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
イクヨ(7273)は、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPに関する公開情報が限定的であり、無形資産による競争優位性は現時点では確認できません。
自動車部品サプライヤーとしての性質上、既存取引先との関係性や仕様適合性から一定のスイッチングコストは存在する可能性がありますが、それが顧客の乗り換えを強く抑制するほどのレベルであるかは不明瞭です。
イクヨの事業モデルは、ネットワーク効果を生み出すようなプラットフォーム型ではなく、個別の製品供給に依存しているため、ネットワーク効果による競争優位性は見られません。
自動車部品業界は価格競争が激しい傾向にありますが、イクヨが構造的に他社よりも大幅に低いコストで生産・提供できるという明確な証拠は現時点では確認されていません。
特定の自動車メーカー向けに部品を供給していることから、その取引規模においては一定の効率性が期待できますが、業界全体を支配するような規模の経済による寡占状態とは言えません。
競合との比較優位
強気シナリオ
主要取引先との長期契約の更新・拡大
新規顧客の獲得による事業基盤の強化
技術革新による高付加価値製品の開発・供給
弱気シナリオ(モート侵食)
主要取引先からの取引縮小・打ち切り
競合他社による低価格攻勢や技術的優位性の獲得
原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
イクヨの投資が失敗するには、主要な自動車メーカーからの受注が大幅に減少し、代替顧客の獲得が困難になる状況が考えられます。また、競合他社がより低コストで高品質な部品を供給できるようになり、イクヨの価格競争力や技術優位性が失われることも、失敗のシナリオとしてあり得ます。さらに、自動車業界全体のEVシフトや自動運転技術への対応が遅れ、市場からのニーズが変化した際に、事業構造の転換がうまくいかない場合も、投資の失敗につながるでしょう。これらの要因が複合的に作用することで、企業の持続的な成長が阻害される可能性があります。
5年後のモート予測
主要取引先との関係維持・強化に加え、新規分野への参入や技術革新による高付加価値製品の提供で、安定的な収益成長と利益率の改善が期待される。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな市場成長や取引先との関係性維持により、現状維持に近い業績推移となる。
自動車業界の構造変化や競合激化により、主要取引先からの受注減や価格圧力が増加し、収益性が悪化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 10億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 42.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -53.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 22.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.16倍 |
合格数:1/7 部分的合格