リード(6982)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 50 | 1 | 2 | 0 | 6.9 | 17.2 | — | 33.8 |
| FY2016 | 50 | 1 | 2 | 5 | 7.0 | 18.3 | — | 35.6 |
| FY2017 | 52 | -2 | -2 | -2 | -5.8 | -67.0 | 4.0 | 32.5 |
| FY2018 | 58 | -1 | 1 | 3 | 3.7 | 39.0 | 0.0 | 31.3 |
| FY2019 | 64 | 1 | 1 | 7 | 4.1 | 43.8 | 5.0 | 31.0 |
| FY2020 | 47 | -3 | -1 | -2 | -4.7 | -47.9 | 10.0 | 31.2 |
| FY2021 | 40 | -3 | -2 | 4 | -7.9 | -73.1 | 5.0 | 29.4 |
| FY2022 | 50 | 1 | 2 | 3 | 7.1 | 71.9 | 5.0 | 31.8 |
| FY2023 | 51 | 0 | 0 | 2 | 1.7 | 18.8 | 15.0 | 33.7 |
| FY2024 | 42 | -1 | -1 | -4 | -4.0 | -40.5 | 10.0 | 33.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
リード(6982)の事業内容(電子部品、特にリードフレーム)において、強力なブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPに依存する無形資産の優位性は確認できない。汎用品としての性質が強い。
リードフレームは顧客の仕様に合わせて製造されるため、設計変更やサプライヤー変更には一定の金型変更コストや評価期間が発生する可能性がある。しかし、仕様が標準化されつつある製品もあり、スイッチングコストは限定的。
リードフレームの製造・販売事業には、ユーザー数の増加が製品価値を高めるネットワーク効果は存在しない。サプライヤーと顧客の間の直接的な関係が主。
リードフレーム製造は、材料費、設備投資、製造技術がコスト競争力の源泉となる。リードは長年の経験と一定の生産効率を持つと推測されるが、グローバルな価格競争に晒されており、圧倒的なコスト優位を確立しているとは言えない。
リードフレーム業界は、一定の設備投資と技術力が求められるため、新規参入障壁が存在する。リードは日本国内で一定のシェアを持ち、規模の経済を活かした生産体制を構築していると考えられる。しかし、グローバルな大手メーカーとの競争も存在する。
競合との比較優位
強気シナリオ
EV化や自動運転技術の進展に伴う車載用電子部品需要の増加
高付加価値製品(特殊リードフレーム等)へのシフトによる収益性向上
グローバルサプライチェーンにおける安定供給能力の評価向上
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格攻勢とシェア低下
主要顧客(自動車メーカー等)の生産台数減少リスク
原材料価格の高騰による収益圧迫
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
リードの投資が失敗するには、まず、EV化や自動運転といった成長ドライバーが期待通りに普及せず、車載用電子部品市場の成長が鈍化することが必要である。次に、競合他社、特にアジアの新興メーカーが、技術力とコスト競争力を両立させ、リードの主要顧客基盤を侵食し、価格決定力を奪う状況が到来しなければならない。さらに、リードが自社の生産効率や品質管理能力を維持・向上できず、グローバルな価格競争において劣後し、利益率が著しく悪化するシナリオも考えられる。最終的には、リードの持つ規模の経済や長年の経験が、急速な技術変化や市場構造の変化に対応できず、陳腐化してしまうことが、この投資の失敗を決定づけるだろう。
5年後のモート予測
EV・自動運転関連需要の取り込みに成功し、高付加価値製品の比率を高めることで、売上・利益ともに堅調に成長。市場シェアも維持・拡大する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな市場成長を取り込む。競争環境は厳しいが、一定の規模の経済を活かして収益性を確保する。
競争激化と需要変動により、売上・利益ともに減少。価格競争に巻き込まれ、収益性が悪化し、市場シェアも低下する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 15億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 33.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 6年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 31.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.53倍 |
合格数:1/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-29 臨時報告書