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新明和工業

輸送用機器 自動車・輸送機

研究開発費(時系列)

年度R&D費用(億円)設備投資(億円)
2025-03 - 65
2024-03 - 69
2023-03 - 45
2022-03 - 48
2021-03 - 84

研究開発活動(本文)

FY2025|2,839 文字
6 【研究開発活動】(1)当社グループが取り組む研究開発活動及び知的財産活動の方向性当社グループは、「たゆまぬ技術革新で、安心な社会と快適な暮らしを支え続け、人々の幸せに貢献する」ことを経営理念に掲げております。その実践において、近未来を志向した「長期ビジョン」を策定しており、ここでは「グローバルな社会ニーズに応え、都市・輸送・環境インフラの高度化に貢献する価値共創カンパニーを目指す」ことを謳っており、研究開発活動においては、社会インフラと関わりの深い既存事業を軸に、個々の事業部門、あるいは社内外の「共創」を通じて、長期ビジョンに描く姿の具体化を志向しております。また、知的財産活動においては、有力知財の確保、他社権利の尊重、自社ブランドの保護に主眼を置いた戦略を立案・実行しております。 (2) 事業セグメント別研究開発活動① セグメント別研究開発費(2025年3月期) (単位:百万円)セグメント研究開発費特装車782パーキングシステム627産機・環境システム378流体231航空機818その他(本社を含む)506合計3,345 ② セグメント別研究開発テーマ特装車セグメント当セグメントでは、「都市」「輸送」「環境」における社会課題の解消・改善を志向した各種商品・サービスの研究開発に取り組んでおります。・廃棄物収集業務効率化システムの商品化廃棄物収集業界のドライバーの負担軽減、安全性向上、収集効率の向上、車両管理負担軽減、メンテナンス費用の削減を志向したシステムの開発に、バス・鉄道用電装機器等の製造及び販売・サービスを手掛けるレシップ株式会社と共同で取り組みました。・EVトラックへの対応前連結会計年度に続き、カーボンニュートラル実現のため、二次電池や水素燃料電池で走行するシャシをベースにした塵芥車やダンプトラックの開発に積極的に参画しております。 パーキングシステムセグメント当セグメントでは、機械式駐車設備の利用者や管理者の利便性・安全性の向上、空港グランド業務の効率向上に寄与する航空旅客搭乗橋の自動化等に関する研究開発に取り組みました。・機械式駐車設備に関しては、機械式駐車設備操作支援ツール「Spasa(新明和パーキングサポートアプリ)」、人手不足対策・保守品質の均一化を志向した遠隔監視点検システム「SMART MAIN」の機能拡充や、機械式駐車設備におけるEV充電機能のバリエーション拡大、安全・環境に配慮した機械式駐車設備の高度化などに取り組みました。・航空旅客搭乗橋に関しては、自動装着機能を遠隔で制御する技術や、バリアフリー対応製品を開発したほか、各航空施設の要求に応える機能開発に取り組みました。 産機・環境システムセグメント当セグメントでは、自動車産業分野を中心に、市場の変化や顧客要求を反映したラインアップの拡充、省人化に対応する製品開発に取り組むとともに、循環型社会を支える廃棄物の中間処理設備や、施設運営の効率化に寄与する製品開発に注力しております。・メカトロニクス製品関連では、自動電線処理機に関しては、複数国での使用を想定し、省人化や顧客要求に沿ったカスタマイズ開発に取り組みました。また、自動機(ダイレクトドライブモータ)は時流に沿った製品構成・付加価値向上に取り組みました。・環境関連に関しては、デジタライゼーションの推進により、中間処理施設・製品の安全面・効率面向上の具体化に取り組みました。 流体セグメント当セグメントでは、下水道市場で使用される製品の省エネを目的とした性能向上、豪雨災害の激甚化に伴う水中ポンプ大型化への対応、国内外の顧客に向けた高付加価値製品の開発、及び各種製品を長期間安心してご使用いただくためのサービスに関連した開発に取り組んでおります。・マンホールポンプ市場で好評価を得ている高効率・高通過性水中ポンプの更なる異物通過性向上及び省エネ化を志向し、流体解析、3Dプリンタを用いた模型製造、実機試験等の基礎研究を継続実施しております。・近年の豪雨災害の激甚化に伴う水中ポンプの大型化への対応、及び軽量化を目的とした減速機付水中ポンプ用モータの開発に取り組んでおります。・北米のリフトステーション市場で好評価を得ている高効率・高通過性ポンプに対する大出力機種の要望増加に応えるべく、製品開発と市場投入を段階的に行っています。 航空機セグメント当セグメントでは、観測・監視・通信など、幅広い分野で応用可能な固定翼型無人航空機の実用化に向けた研究開発に取り組んでおります。・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が公募した「経済安全保障重要技術育成プログラム/無人機技術を用いた効率的かつ機動的な自律型無人探査機(AUV)による海洋観測・調査システムの構築」における研究開発課題「海空無人機による海洋観測・監視・調査システムの構築」に対して、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)、いであ株式会社、国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所と共同提案した内容が採択されました。この中で当社は、自動投入・揚収に対応するAUVを、調査海域まで自動で運搬・投入・揚収する輸送システムを構成する無人飛行艇の開発を担っております。・株式会社Space Compass、株式会社三菱総合研究所と共同で、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「経済安全保障重要技術育成プログラム」における「高高度無人機による海洋状況把握技術の開発・実証」について、「HAPSによるリモートセンシングを用いたMDAシステムと運航管理技術の開発・実証」を共同提案し、採択されました。この中で当社は、成層圏における実証環境構築のためのHAPSの設計、製造を担います。HAPS…High Altitude Platform Station(高高度プラットフォーム)MDA…Maritime Domain Awareness(海洋状況把握) その他(本社)本社傘下の技術開発部では、主に現有のコア技術においてモビリティの変革を促すCASE(「Connected(コネクテッド)」「Automated/Autonomous(自動運転)」「Shared&Service(シェアリング)」「Electric(電動化)」)に関連した開発に取り組んでおり、当連結会計年度においては、事業部門の技術開発支援を行うとともに、自律走行ロボット(Autonomous Mobile Robot)を活用した配送システムの研究開発に取り組みました。また、新事業戦略本部では、東京都が公募した「東京における水素実装課題解決技術開発促進事業」に高圧ガス工業株式会社、株式会社H2&DX社会研究所とともに共同提案した内容が採択されました。この中で当社は、ユニットの開発、製造、据付、実証及びユニット性能評価を担います。

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