ウイルテック(7087)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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9年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2019 | 248 | 11 | 8 | 5 | 12.3 | 146.1 | — | 56.5 |
| FY2020 | 253 | 4 | 8 | -2 | 11.3 | 125.6 | — | 56.0 |
| FY2021 | 300 | 4 | 3 | 0 | 4.3 | 46.8 | 38.0 | 57.8 |
| FY2022 | 332 | 10 | 7 | 7 | 9.0 | 104.3 | 38.0 | 57.6 |
| FY2023 | 357 | 3 | 7 | 7 | 8.7 | 104.0 | 40.0 | 41.6 |
| FY2024 | 446 | 10 | 7 | 3 | 8.8 | 111.6 | 40.0 | 44.6 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 40.0 | — |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 43.0 | — |
| FY2027 | — | — | — | — | — | — | 43.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
ウイルテックは、特定のブランド力、特許、規制ライセンス、または独占的知的財産権によって裏付けられた強力な無形資産を有しているという明確な証拠は現時点では見当たりません。事業内容は主に人材派遣・紹介であり、これらの要素が競争優位の源泉となっているとは考えにくいです。
ウイルテックが提供する人材派遣・紹介サービスは、特定の専門スキルを持つ人材を企業に提供するものです。一度契約した派遣社員や紹介された人材が企業に定着した場合、その人材のスキルや企業文化への適合度から、他の人材サービス会社への乗り換えには一定の手間やリスクが伴う可能性があります。しかし、これは限定的なスイッチングコストと言えます。
ウイルテックの事業モデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生み出す構造にはなっていません。人材派遣・紹介プラットフォームとしての利用者が増えても、それがサービスの質や提供価値を指数関数的に向上させるわけではありません。
人材派遣・紹介業においては、効率的な営業活動や採用チャネルの確保がコスト競争力に繋がる可能性があります。しかし、ウイルテックが構造的に競合他社よりも大幅に低いコストでサービスを提供できるという明確な証拠は現時点では確認されていません。規模の経済によるコスト優位も限定的と考えられます。
人材派遣・紹介業界は多数の事業者が存在する競争環境です。ウイルテックが業界規模に対して最適化された少数寡占状態を形成し、その規模からくる効率性で競争優位を確立しているとは考えにくいです。市場シェアや事業規模に関する具体的なデータが不足しています。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定分野における高度な専門人材の供給能力強化
DX推進による業務効率化とコスト削減の実現
M&Aによる事業規模拡大とサービスラインナップ拡充
弱気シナリオ(モート侵食)
景気後退による人材需要の低迷
競合他社による低価格攻勢や人材獲得競争の激化
労働法制の変更や規制強化による事業運営への影響
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ウイルテックへの投資が失敗するには、まず同社が人材派遣・紹介という競争の激しい市場において、独自の強みや持続的な競争優位性を構築できないことが前提となります。具体的には、競合他社がより低コストで質の高い人材を提供できるようになり、ウイルテックの価格競争力やサービス差別化が失われるシナリオです。また、景気変動に極めて敏感な業界であるため、長期的な経済停滞や構造的な労働市場の変化が、同社の成長機会を根本から奪う可能性も考えられます。さらに、人材の質やマッチング精度といったサービスの本質的な部分で、競合に後れを取り続け、顧客からの信頼を失っていくことも、同社の将来性を損なう要因となるでしょう。これらの要因が複合的に作用し、同社が市場での存在感を維持できなくなることが、投資失敗の道筋となります。
5年後のモート予測
専門性の高い人材供給能力を強化し、DXによる効率化を進めることで、収益性を向上させる。M&Aも活用し、持続的な成長軌道に乗る。
緩やかな景気回復に伴い、人材需要も増加。現状の事業基盤を維持しつつ、安定的な収益を確保する。
景気後退や人材獲得競争の激化により、需要が低迷し、収益性が悪化する。事業継続が困難になるリスクも存在する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 81億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 44.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 6年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 33.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.00倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書