6923

スタンレー電気(6923)に経済的な堀はあるか

電気機器 電機・精密

株価

現在株価
3,689
2026-09-01
時価総額
5,434 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 3,886 423 287 170 8.2 172.7 69.2
FY2017 4,422 532 360 429 9.5 218.2 36.0 68.9
FY2018 4,341 539 403 225 9.9 245.8 45.0 72.5
FY2019 3,916 248 186 48 4.7 114.2 50.0 72.5
FY2020 3,597 359 229 50 5.2 142.4 45.0 73.8
FY2021 3,826 277 214 166 4.4 133.8 45.0 74.2
FY2022 4,378 349 265 198 4.9 162.3 50.0 75.6
FY2023 4,724 358 265 340 4.5 162.4 50.0 74.0
FY2024 5,096 490 321 17 5.4 205.7 55.0 64.8
FY2025 72.0

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

スタンレー電気はLED照明技術に関する特許を保有しているが、競合他社も同様の技術開発を進めており、特許による独占的な優位性は限定的。ブランド力は一定程度あるものの、他社製品との差別化が明確ではない。

スイッチングコスト2/5

自動車メーカーとの取引は長期的かつ継続的であり、一度採用された部品の切り替えには一定のコストとリスクが伴う。しかし、自動車メーカーは複数のサプライヤーを確保する傾向があり、スイッチング・コストはそこまで高くない。

ネットワーク効果0/5

ネットワーク効果は事業モデルに直接的に見られない。製品の普及がユーザー数を増やし、それが製品価値向上に繋がるような構造ではない。

コスト優位2/5

長年の生産経験とサプライチェーンの最適化により、一定のコスト競争力はあると考えられる。しかし、グローバルな競合と比較して、構造的なコスト優位性を確立しているとは断言できない。

規模の経済3/5

自動車用ランプ分野では、大手サプライヤーとして一定の市場シェアを確保しており、規模の経済による効率的な生産体制を構築している。しかし、業界全体で見ると寡占度はそれほど高くなく、さらなる効率化の余地はある。

競合との比較優位

強気シナリオ

EVシフトに伴う車載照明の需要拡大と高機能化への対応

自動運転技術の進展によるセンサー・光源技術の重要性向上

海外市場、特に新興国市場でのシェア拡大

弱気シナリオ(モート侵食)

自動車メーカーによる内製化の動きの加速

中国など新興国メーカーの低価格攻勢による価格競争の激化

次世代照明技術(マイクロLED等)への対応遅れ

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

スタンレー電気の投資が失敗するには、自動車業界の構造変化が予想以上に速く進み、同社が対応できないシナリオが考えられる。例えば、EV化の加速により、従来のランプ事業の重要性が急速に低下し、新たな光源技術や車載センサー分野で競合他社に大きく後れを取る場合である。また、自動車メーカーがサプライヤーへの依存度を減らし、部品の内製化を強力に推進する動きが加速した場合、同社の主要顧客基盤が揺らぎ、規模の経済やスイッチング・コストといった既存の競争優位性が失われる可能性がある。さらに、技術革新のスピードが速い分野(例:次世代ディスプレイ技術への応用など)で、同社が研究開発投資を怠り、特許や技術力で他社に凌駕されることも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は失われ、投資としての魅力は大きく低下するだろう。

5年後のモート予測

強気

EVシフトと自動運転技術の進展を追い風に、高付加価値な車載照明・センサー関連製品の需要が拡大し、売上・利益ともに堅調に成長する。

中立

自動車業界の変動の影響を受けつつも、既存事業の安定性と新技術への緩やかな対応により、緩やかな成長を維持する。

弱気

自動車メーカーの内製化や新興国メーカーの台頭により、価格競争が激化し、収益性が悪化。技術革新への対応も遅れ、事業縮小を余儀なくされる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 5,434億
2. 健全な財務 自己資本比率 64.8%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 15.4%
6. 適度なPER PER 17.0倍
7. 適度なPBR PBR 1.07倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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