6754

アンリツ(6754)に経済的な堀はあるか

電気機器 電機・精密

株価

現在株価
3,379
2026-09-01
時価総額
5,428 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 876 42 27 56 3.5 19.7 61.1
FY2017 860 49 29 40 3.7 21.0 15.0 64.6
FY2018 997 112 90 116 10.5 65.2 15.0 65.6
FY2019 1,070 174 134 110 14.2 97.2 22.0 67.8
FY2020 1,059 197 161 155 14.7 117.2 31.0 75.8
FY2021 1,054 165 128 73 11.2 94.0 40.0 74.5
FY2022 1,109 117 93 9 7.9 70.0 40.0 77.0
FY2023 1,100 90 77 129 6.1 58.3 40.0 77.9
FY2024 1,130 121 93 172 7.5 70.4 40.0 77.8
FY2025 1,175 148 117 32 8.8 91.2 40.0 76.6

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:10/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

アンリツは、通信計測分野で長年の実績と高い技術力を有し、特に5G/6G関連の試験測定器において、業界標準となるような技術や特許を複数保有している。これにより、競合他社が容易に模倣できない技術的優位性を確立している。

スイッチングコスト3/5

アンリツの試験測定器は、高度な専門知識と長期間の検証を経て導入されることが多く、顧客(通信事業者、機器メーカー等)は、導入済みのシステムや運用ノウハウとの互換性、トレーニングコスト、検証期間などを考慮すると、他社製品への切り替えには相応のコストとリスクが伴う。

ネットワーク効果0/5

アンリツの主要事業である計測器は、個々の製品の性能が重視され、ユーザーが増えることで製品価値が直接的に向上するようなネットワーク効果は限定的である。

コスト優位1/5

量産効果によるコスト削減努力は行われているが、高度な技術開発と精密な製造プロセスを要するため、構造的な大幅なコスト優位性を確立しているとは言えない。特定のニッチ分野では優位性がある可能性も否定できない。

規模の経済3/5

通信計測機器市場において、アンリツは主要プレイヤーの一つであり、グローバルな販売網とサポート体制を有している。市場規模に対して、上位数社で寡占化が進んでいる傾向があり、その中で一定の地位を確保している。

競合との比較優位

強気シナリオ

次世代通信規格(6Gなど)の開発競争における技術的リーダーシップの維持・強化

IoT、自動運転、クラウドなど、新たな成長分野への計測ソリューション展開の成功

M&Aや戦略的提携による事業領域の拡大と技術ポートフォリオの強化

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社による、アンリツのコア技術を凌駕する革新的な技術の開発・投入

主要顧客である通信事業者における設備投資の鈍化や、低価格帯製品へのシフト

地政学的リスクやサプライチェーンの混乱による、グローバル事業への悪影響

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

アンリツの投資が失敗するシナリオは、同社が長年培ってきた技術的優位性が陳腐化し、競合他社がより低コストで高性能な代替技術を開発・提供できるようになることである。特に、通信インフラ投資のサイクルが急速に変化し、アンリツの製品ライフサイクルがそれに追いつけなくなる、あるいは、中国などの新興国企業が技術的ハードルを低くし、価格競争力でアンリツを圧倒するような事態が考えられる。また、顧客がオープンスタンダードや汎用的なソリューションへと移行し、アンリツのような専門性の高いハードウェアへの依存度を低下させることも、同社のモートを侵食する要因となりうる。さらに、主要顧客である通信事業者の合併や事業再編により、調達力が低下し、価格交渉力が弱まることもリスクとなる。

5年後のモート予測

強気

6G関連技術の標準化で主導権を握り、新規事業分野での成功も相まって、売上・利益ともに大幅な成長を達成する。

中立

通信インフラ投資の緩やかな回復と、既存事業の堅調な推移により、安定的な成長を続ける。

弱気

技術革新の遅れや競合激化により、市場シェアを失い、収益性が低下する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 5,428億
2. 健全な財務 自己資本比率 76.6%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 9.2%
6. 適度なPER PER 46.5倍
7. 適度なPBR PBR 4.09倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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