TBグループ(6775)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 48 | -2 | -3 | 0 | -13.9 | -3.7 | — | 56.4 |
| FY2016 | 41 | -3 | -3 | -2 | -15.8 | -3.6 | — | 65.5 |
| FY2017 | 34 | -2 | -2 | -2 | -12.0 | -2.4 | 0.0 | 61.5 |
| FY2018 | 29 | -2 | -3 | -1 | -23.0 | -36.3 | 0.0 | 62.4 |
| FY2019 | 31 | -2 | -3 | -1 | -20.8 | -30.3 | 0.0 | 64.6 |
| FY2020 | 25 | -5 | -4 | -2 | -51.4 | -46.8 | 0.0 | 51.7 |
| FY2021 | 24 | -3 | -2 | -3 | -26.9 | -21.9 | 0.0 | 51.2 |
| FY2022 | 23 | -3 | -2 | -3 | -27.0 | -22.9 | 0.0 | 53.8 |
| FY2023 | 23 | -2 | -2 | -3 | -30.6 | -17.9 | 0.0 | 50.8 |
| FY2024 | 23 | -2 | -2 | -3 | -32.0 | -14.2 | 0.0 | 38.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:3/25 主要モート:none 持続性:判定中
公開情報からは、TBグループが保有する強力なブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPに関する具体的な情報は確認できません。無形資産による競争優位性は現時点では不明瞭です。
主に産業用電源装置やカスタム電源などを手掛けており、顧客は特定の仕様や品質を求める場合が多いと推測されます。一度採用された製品の仕様変更はコストがかかる可能性があり、限定的なスイッチングコストが存在する可能性があります。
TBグループの事業内容からは、ユーザー数の増加が製品やサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果が発生する構造は見られません。
長年の事業経験による生産ノウハウや、特定のサプライヤーとの関係性から、一定のコスト管理能力は推測されますが、構造的なコスト優位性を示す明確な証拠はありません。
産業用電源市場において、TBグループが圧倒的なシェアを持つ、あるいは業界規模に対して最適化された少数寡占を形成しているという情報は確認できません。市場内での一定の地位は推測されます。
競合との比較優位
強気シナリオ
産業用電源市場の安定的な成長を取り込む
高付加価値・カスタム電源の受注拡大
技術革新による新製品開発と市場シェア拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による価格競争の激化
主要顧客の業績悪化や需要減少
技術革新への対応遅れによる陳腐化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
TBグループの投資が失敗するには、まず同社が保有すると思われる、あるいは将来獲得しうる無形資産(ブランド、特許、技術力)が競合他社に容易に模倣されるか、陳腐化することが必要です。また、顧客との長期的な関係性や、特定の仕様に特化した製品開発におけるスイッチングコストが、想定よりも低いことも考えられます。さらに、産業用電源市場全体が、技術革新の停滞や、汎用品へのシフトにより、高付加価値製品の優位性が失われるシナリオも考えられます。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性と競争優位性を蝕むことで、投資は失敗に終わるでしょう。
5年後のモート予測
産業用電源市場の成長と、カスタム電源の需要増を背景に、安定的な売上・利益成長が期待される。技術力維持・向上により、高シェアを維持。
市場環境の変化に対応しつつ、既存事業の維持・安定成長を目指す。競争環境は厳しさを増す可能性。
価格競争の激化や技術革新への対応遅れにより、収益性が低下。市場シェアも徐々に低下していく可能性。