大崎電気工業(6644)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 862 | 77 | 38 | 31 | 6.9 | 80.7 | — | 48.3 |
| FY2017 | 788 | 55 | 27 | 38 | 4.6 | 54.6 | 20.0 | 54.3 |
| FY2018 | 821 | 43 | 18 | -27 | 3.1 | 37.0 | 20.0 | 48.5 |
| FY2019 | 901 | 37 | 12 | -45 | 2.0 | 24.5 | 20.0 | 47.8 |
| FY2020 | 763 | 27 | 5 | 93 | 0.8 | 9.8 | 20.0 | 51.2 |
| FY2021 | 762 | 13 | -7 | 32 | -1.1 | -13.4 | 20.0 | 49.6 |
| FY2022 | 893 | 22 | 13 | 16 | 2.3 | 27.9 | 20.0 | 49.2 |
| FY2023 | 951 | 59 | 24 | 13 | 3.9 | 51.4 | 20.0 | 51.9 |
| FY2024 | 971 | 57 | 35 | 57 | 5.5 | 75.5 | 20.0 | 51.9 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 22.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
大崎電気工業は、スマートメーターや制御機器の製造販売を手掛けているが、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的な知的財産権によって裏付けられた無形資産は、公開情報からは明確に確認できない。競合他社との差別化要因としての無形資産の強さは限定的と判断される。
スマートメーターシステムは、電力会社などのインフラに組み込まれるため、導入後のシステム変更には多大なコストと時間を要する可能性がある。しかし、技術革新や他社製品への移行インセンティブも存在するため、スイッチング・コストは中程度と評価される。
同社の製品は主にBtoBであり、ユーザー数の増加が製品価値を直接的に高めるようなネットワーク効果は、公開情報からは確認できない。プラットフォームビジネスのような性質は持っていないと判断される。
長年の製造業としての経験や、ある程度の規模の生産能力は有していると考えられる。しかし、グローバルな競争環境や原材料価格の変動リスクを考慮すると、構造的なコスト優位性は限定的であり、顕著な優位性を示す根拠は乏しい。
スマートメーター市場は、電力インフラの更新需要に支えられており、同社はこの分野で一定のシェアを確保している。業界規模に対して最適な少数寡占を形成しつつある可能性があり、一定の効率規模の経済性が働いていると考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
スマートメーターの普及拡大による需要増加
IoT技術との連携強化による高付加価値製品の開発
海外市場への展開加速による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格攻勢や技術革新
電力自由化や規制変更による事業環境の変化
原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
大崎電気工業の投資が失敗するには、スマートメーター市場の成長が期待外れに終わるか、あるいは同社がその成長の恩恵を享受できない状況が真実でなければならない。具体的には、競合他社がより低コストで高性能な製品を開発し、市場シェアを急速に奪うシナリオが考えられる。また、電力会社がシステム統合や標準化を進める中で、同社の既存システムとの互換性が低下したり、あるいはより安価な代替ソリューションが登場したりすることで、同社の優位性が失われる可能性もある。さらに、技術革新のスピードについていけず、陳腐化した製品しか提供できなくなることも、同社の競争力を著しく低下させる要因となるだろう。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性と市場での地位を侵食していくことが、投資失敗の道筋となる。
5年後のモート予測
スマートメーター普及加速とIoT連携強化により、売上・利益ともに着実な成長を遂げる。海外事業も拡大し、収益基盤が強化される。
スマートメーター市場の緩やかな成長に沿って、堅調な業績を維持する。技術開発投資は継続するが、大きなブレークスルーは見られない。
競合激化や技術陳腐化により、市場シェアが低下。売上・利益ともに伸び悩み、厳しい事業環境に直面する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 850億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 51.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 24.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.59倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-08-10 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-07-28 臨時報告書
- 2026-07-21 臨時報告書
- 2026-07-10 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-30 臨時報告書
- 2026-06-10 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-05-11 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)