ヨシタケ(6488)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 64 | 5 | 5 | 10 | 5.2 | 78.8 | — | 80.7 |
| FY2016 | 64 | 6 | 6 | -0 | 6.2 | 97.4 | — | 81.6 |
| FY2017 | 68 | 7 | 6 | -1 | 6.0 | 101.4 | 30.0 | 83.8 |
| FY2018 | 70 | 6 | 7 | 5 | 6.4 | 113.1 | 32.0 | 84.7 |
| FY2019 | 70 | 6 | 7 | 11 | 6.2 | 113.1 | 34.0 | 85.1 |
| FY2020 | 63 | 5 | 6 | 4 | 4.8 | 46.2 | 34.0 | 86.3 |
| FY2021 | 71 | 9 | 10 | 5 | 7.3 | 75.8 | 30.0 | 85.6 |
| FY2022 | 75 | 9 | 11 | -6 | 7.4 | 83.4 | 25.0 | 85.7 |
| FY2023 | 90 | 9 | 11 | 4 | 7.2 | 89.0 | 26.0 | 80.9 |
| FY2024 | 98 | 11 | 9 | 10 | 5.5 | 73.4 | 27.0 | 83.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
ヨシタケはバルブメーカーであり、特定の強力なブランドや特許、規制ライセンス、独占的IPを保有しているという情報は現時点では確認できません。汎用品に近い製品が多く、無形資産による競争優位性は限定的と考えられます。
ヨシタケのバルブは、プラント設備などの重要インフラに使用されることが多く、一度採用されると、安全性や信頼性の観点から他社製品への切り替えには高いコストとリスクが伴います。特に、既存設備との互換性やメンテナンス体制の維持が重要となります。
ヨシタケの事業は、バルブの製造・販売が中心であり、ユーザー数の増加が製品価値を直接的に高めるネットワーク効果は発生しないビジネスモデルです。プラットフォーム型ビジネスとは異なり、ネットワーク効果による競争優位性は見られません。
バルブ業界は競争が激しく、ヨシタケが構造的に他社より大幅に低いコストで生産・提供できるような明確な優位性は現時点では確認できません。一部の標準品においては効率化が進んでいる可能性はありますが、決定的なコスト優位性とは言えません。
ヨシタケは、産業用バルブ市場において一定のシェアを有しており、特に特定の分野では主要プレイヤーの一つと考えられます。業界規模に対して最適な少数寡占を形成しているとは言えませんが、一定の規模の経済性を活かした事業運営を行っていると推測されます。
競合との比較優位
強気シナリオ
インフラ投資の拡大による産業用バルブ需要の増加
高付加価値製品(特殊バルブ等)の開発・販売強化による収益性向上
海外市場における販売網の拡充とシェア拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格攻勢とシェア低下
原材料価格の高騰による採算悪化
技術革新への対応遅れによる陳腐化リスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ヨシタケの投資が失敗するには、まず、同社が持つスイッチング・コストの優位性が、競合他社の技術革新や低価格戦略によって容易に覆される状況が真実でなければならない。例えば、新しい素材や設計思想に基づいたバルブが、既存設備への組み込みが容易で、かつ大幅に低コストである場合、顧客はリスクを冒してでも乗り換えるインセンティブを持つだろう。また、同社が注力する高付加価値分野において、競合がより優れた技術やカスタマイズ能力を発揮し、ヨシタケのニッチ市場での優位性を奪うことも考えられる。さらに、グローバルなサプライチェーンの再編や地政学的リスクにより、同社の海外展開が想定以上に困難になり、規模の経済性が損なわれるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、現在の競争優位性が失われ、投資が失敗する可能性が高まるだろう。
5年後のモート予測
インフラ投資や省エネルギー化の流れを受け、高付加価値バルブの需要が拡大。海外展開も進み、売上・利益ともに堅調に成長する。
国内需要は安定的に推移する一方、海外市場での競争は激化。コスト管理と製品開発力維持により、緩やかな成長を続ける。
価格競争の激化と新興国メーカーの台頭により、国内・海外ともにシェアが低下。収益性も悪化し、成長が鈍化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 122億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 83.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -1.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 13.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.72倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-24 臨時報告書