新晃工業(6458)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 415 | 60 | 42 | 32 | 12.4 | 155.7 | — | 57.3 |
| FY2016 | 386 | 55 | 40 | 40 | 11.0 | 150.1 | — | 62.9 |
| FY2017 | 404 | 55 | 39 | 30 | 9.8 | 149.1 | 36.0 | 62.1 |
| FY2018 | 410 | 54 | 42 | 25 | 9.8 | 159.5 | 40.0 | 63.9 |
| FY2019 | 443 | 90 | 60 | 36 | 13.0 | 230.1 | 43.0 | 67.9 |
| FY2020 | 392 | 66 | 50 | -36 | 9.9 | 194.3 | 58.0 | 70.9 |
| FY2021 | 420 | 57 | 41 | 24 | 7.6 | 159.1 | 50.0 | 71.6 |
| FY2022 | 448 | 60 | 45 | 24 | 7.8 | 178.6 | 50.0 | 71.1 |
| FY2023 | 519 | 86 | 66 | 67 | 10.3 | 265.1 | 57.0 | 69.4 |
| FY2024 | 570 | 100 | 78 | 60 | 12.2 | 107.7 | 105.0 | 71.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中
新晃工業は、特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPを強みとする事業モデルではない。汎用的な工業用ファン・ブロワの製造販売が中心であり、無形資産による競争優位性は限定的と判断される。
顧客は特定の用途向けにファン・ブロワを選定しており、既存設備との互換性や性能要件から、容易な乗り換えは難しい場合がある。しかし、代替メーカーも存在し、スイッチング・コストは中程度と考えられる。
同社の事業は、ユーザー数の増加が製品・サービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生む構造ではない。個別の顧客ニーズに応じた製品提供が中心であり、プラットフォーム型ビジネスとは異なる。
長年の製造ノウハウと効率的な生産体制により、一定のコスト競争力を有している。特に、標準化された製品群においては、スケールメリットや熟練工による生産効率がコスト優位に寄与している可能性がある。
工業用ファン・ブロワ市場において、一定のシェアを確保しており、業界規模に対して最適な少数寡占の一角を担っている。これにより、調達力や生産効率において一定の規模の経済性を享受していると考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
インフラ投資や設備更新需要の継続的な取り込み
高付加価値製品(省エネ型、特殊用途向け)の開発・販売拡大
海外市場への展開加速による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
原材料価格の高騰による採算悪化
競合他社による低価格攻勢や技術革新
主要顧客産業の景気低迷による需要減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
新晃工業の競争優位性が失われるシナリオは、まず、同社が長年培ってきた製造ノウハウや生産効率が陳腐化し、競合他社がより低コストで高品質な製品を供給できるようになることである。特に、中国などの新興国メーカーが、技術力とコスト競争力を同時に向上させ、価格帯で圧倒的な優位に立った場合、新晃工業のコスト優位性は崩壊する。また、顧客が求める性能要件が劇的に変化し、同社が迅速に対応できず、代替技術や製品に乗り換える動きが加速することも考えられる。さらに、主要な顧客産業(例えば、半導体製造装置や建設機械など)が構造的に縮小し、同社の製品需要が恒久的に低迷することも、投資の失敗につながるだろう。
5年後のモート予測
インフラ投資や設備更新需要を背景に、高付加価値製品の販売が伸長。海外展開も奏功し、売上・利益ともに堅調に成長する。
国内需要は安定的に推移する一方、海外市場での競争激化により、成長率は緩やかなものにとどまる。コスト管理を徹底し、利益水準を維持する。
原材料価格の高騰や競合の攻勢により、採算が悪化。国内需要も伸び悩み、売上・利益ともに減少傾向となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 933億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 71.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -12.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.49倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-06-25 臨時報告書