澁谷工業(6340)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 836 | 61 | 44 | 86 | 9.7 | 157.4 | 20.0 | 45.9 |
| FY2017 | 916 | 86 | 66 | 35 | 12.8 | 239.9 | 35.0 | 48.9 |
| FY2018 | 981 | 96 | 75 | 37 | 12.9 | 270.4 | 50.0 | 51.9 |
| FY2019 | 1,086 | 104 | 78 | 139 | 12.2 | 280.7 | 60.0 | 48.7 |
| FY2020 | 1,036 | 94 | 65 | -11 | 9.4 | 233.9 | 60.0 | 54.2 |
| FY2021 | 1,040 | 127 | 88 | 117 | 11.5 | 319.0 | 70.0 | 58.1 |
| FY2022 | 962 | 134 | 93 | 92 | 10.8 | 334.8 | 70.0 | 62.4 |
| FY2023 | 978 | 80 | 59 | -5 | 6.6 | 214.3 | 70.0 | 63.3 |
| FY2024 | 1,154 | 134 | 98 | 70 | 9.7 | 353.5 | 90.0 | 62.4 |
| FY2025 | 1,290 | 137 | 101 | 25 | 9.3 | 363.3 | 95.0 | 67.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
公開情報からは、特許やブランド力、規制ライセンスといった明確な無形資産の存在を示す具体的な情報は確認できませんでした。研究開発投資の開示はありますが、それが直接的な競争優位に結びついているかは判断できません。
顧客が澁谷工業の自動化システムや搬送装置を導入した場合、そのシステムへの習熟や既存設備との連携により、他社製品への切り替えには一定の手間やコストが発生する可能性があります。しかし、その程度は限定的と考えられます。
同社の事業モデルにおいて、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるようなネットワーク効果は、現時点では確認できません。個別の顧客との取引が中心と考えられます。
長年の事業経験や効率化の努力により、一定のコスト競争力は維持している可能性があります。しかし、他社と比較して構造的に優位なコストポジションを築いているという明確な証拠はありません。
自動化装置や搬送装置の分野において、特定のニッチ市場で一定のシェアを確保しており、その規模からくる効率性は一定程度期待できます。特に、医薬品・化粧品業界向けの充填・包装ラインでは、一定の地位を築いていると考えられます。
競合との比較優位
強気シナリオ
自動化・省人化ニーズの高まりによる需要拡大
特定分野(医薬品・化粧品)における高い技術力と実績の継続
海外市場への展開加速による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社の技術革新による価格競争の激化
主要顧客業界(医薬品・化粧品)の景気変動リスク
グローバルサプライチェーンの混乱による生産・納入への影響
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
澁谷工業の投資が失敗するには、まず同社が長年培ってきた自動化・搬送装置分野、特に医薬品・化粧品業界向けの充填・包装ラインにおける専門性と実績が、急速に陳腐化するか、競合他社がより低コストで同等以上の性能を持つ製品を短期間で開発・提供できるようになる必要がある。また、顧客が既存設備への投資を軽視し、容易に他社製品へ乗り換えられるような市場環境が到来することも考えられる。さらに、同社が注力する海外市場での競争が激化し、価格決定権を失う、あるいは技術的な優位性を維持できなくなるシナリオも、失敗への道筋となりうる。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性と市場シェアを低下させることが、投資の失敗に繋がるだろう。
5年後のモート予測
自動化・省人化需要の取り込みと海外展開の進展により、売上・利益ともに堅調な成長を続ける。特に医薬品・化粧品分野での強みを活かし、高付加価値製品の販売が拡大する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を見込む。技術開発への投資を継続し、競争力を維持するが、大きな飛躍は限定的となる可能性。
競合激化や主要顧客業界の低迷により、売上・利益ともに伸び悩む。価格競争に巻き込まれ、収益性が悪化するリスクも存在する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,035億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 67.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 2.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.96倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準