水道機工(6403)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 162 | 12 | 7 | 10 | 7.1 | 34.7 | — | 50.4 |
| FY2017 | 177 | 10 | 6 | 20 | 5.1 | 131.3 | 8.0 | 50.2 |
| FY2018 | 183 | 11 | 6 | -5 | 5.2 | 137.4 | 8.0 | 48.6 |
| FY2019 | 210 | 13 | -17 | -21 | -18.7 | -402.4 | 50.0 | 41.8 |
| FY2020 | 252 | 15 | 8 | -4 | 8.2 | 189.7 | 55.0 | 45.2 |
| FY2021 | 227 | 11 | 0 | 14 | 0.4 | 9.2 | 55.0 | 44.8 |
| FY2022 | 219 | 8 | 3 | -16 | 2.8 | 63.9 | 55.0 | 45.8 |
| FY2023 | 216 | 5 | 4 | -29 | 3.7 | 85.7 | 55.0 | 41.4 |
| FY2024 | 260 | 15 | 4 | 24 | 4.2 | 99.8 | 55.0 | 39.1 |
| FY2025 | 312 | 20 | 12 | -2 | 10.5 | 286.9 | 55.0 | 38.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
水道機工は、上下水道インフラ分野における長年の実績と信頼を築いており、特定の技術やノウハウは無形資産となり得る。しかし、具体的な特許やブランド力が競合他社に対して圧倒的な優位性を持つレベルには至っていない。
上下水道インフラの更新・維持管理は、公共性が高く、一度導入された設備やシステムは、安全性や互換性の問題から他社製品への切り替えに高いコストとリスクが伴う。自治体や水道事業者は、長期的な保守・運用実績を重視する傾向がある。
水道機工の事業モデルには、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は基本的に見られない。
大量生産による規模の経済は一定程度存在する可能性があるが、上下水道設備はカスタマイズ性が高く、標準化による大幅なコスト優位性を確立しているとは言えない。競合他社とのコスト競争力は限定的。
上下水道インフラ分野は、参入障壁が高く、大手企業が寡占状態を形成している。水道機工は、この分野で長年事業を展開しており、一定の市場シェアと規模の経済を享受していると考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
老朽化するインフラ更新需要の継続的な取り込み
官公庁からの安定した受注基盤
技術開発による高付加価値製品の展開
弱気シナリオ(モート侵食)
インフラ投資の鈍化や予算削減
競合他社による低価格攻勢や技術革新
原材料価格の高騰による収益圧迫
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
水道機工の投資が失敗するには、まず、日本国内の上下水道インフラの老朽化が想定以上に早く進まず、更新需要が期待通りに喚起されないシナリオが考えられる。また、自治体や水道事業者が、コスト削減を最優先事項とし、実績や信頼性よりも価格でサプライヤーを選定するようになることも、同社のスイッチング・コスト優位性を損なう要因となる。さらに、競合他社が、技術革新やM&Aを通じて、水道機工の持つ既存顧客基盤を脅かすほどの強力な代替ソリューションを低コストで提供できるようになることも、同社の競争優位性を覆す可能性がある。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は失われ、投資は失敗に終わるだろう。
5年後のモート予測
インフラ更新需要の拡大と、高付加価値製品の投入により、売上・利益ともに堅調な成長を続ける。特に、スマート化や長寿命化に貢献する製品が市場で評価される。
安定した受注基盤を維持しつつ、緩やかな成長を見込む。インフラ投資の動向に左右されるが、既存事業の強みを活かし、堅実な業績推移を続ける。
インフラ投資の低迷や、価格競争の激化により、収益性が悪化する。新規事業の開拓が進まず、既存事業の成長鈍化が顕著になる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 172億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 38.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 65.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 14.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.46倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-01 臨時報告書