加地テック(6391)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 51 | 4 | 3 | -3 | 4.3 | 15.2 | — | 73.0 |
| FY2017 | 44 | 2 | 2 | 2 | 2.7 | 95.6 | 6.0 | 74.1 |
| FY2018 | 54 | 2 | 2 | 2 | 2.7 | 96.0 | 60.0 | 71.3 |
| FY2019 | 64 | 3 | 3 | 5 | 4.2 | 153.5 | 40.0 | 69.3 |
| FY2020 | 57 | 4 | 3 | -0 | 4.9 | 186.0 | 40.0 | 74.3 |
| FY2021 | 46 | 4 | 3 | -10 | 4.7 | 187.0 | 40.0 | 67.9 |
| FY2022 | 60 | 2 | 3 | -2 | 4.2 | 174.4 | 40.0 | 61.8 |
| FY2023 | 73 | 8 | 6 | 7 | 7.9 | 349.6 | 40.0 | 61.9 |
| FY2024 | 70 | 6 | 6 | 3 | 7.4 | 349.9 | 40.0 | 67.6 |
| FY2025 | 78 | 9 | 7 | 5 | 8.5 | 437.5 | 40.0 | 68.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
加地テックは特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPに関する顕著な情報が見当たらない。主力事業である油圧機器や建設機械用部品は汎用品が多く、無形資産による競争優位性は限定的と考えられる。
油圧機器や建設機械用部品は、一度採用されると、その性能や信頼性、既存設備との互換性から、顧客が他社製品へ切り替える際には一定のコストや手間が発生する可能性がある。しかし、代替製品も多く、スイッチングコストはそれほど高くない。
加地テックの事業には、ユーザー数の増加が製品やサービスの価値を向上させるネットワーク効果は基本的に見られない。BtoBの部品供給事業であり、プラットフォーム型ビジネスではない。
長年の製造業としての経験やノウハウ蓄積により、一定の生産効率は期待できる。しかし、同業他社も同様の努力をしており、構造的なコスト優位性を確立しているとまでは言えない。為替変動の影響も受ける。
油圧機器や建設機械用部品市場において、加地テックは一定のシェアを持つプレーヤーである。特に特定のニッチ市場においては、規模の経済による効率的な生産・供給体制を構築している可能性がある。しかし、グローバルな巨大企業と比較すると規模の優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
建設機械市場の回復とインフラ投資の拡大による需要増加
海外市場、特にアジア新興国での販売拡大
高付加価値製品の開発・投入による収益性向上
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客である建設機械メーカーの業績悪化
円高による輸出採算の悪化と競争力低下
新興国市場における価格競争の激化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
加地テックの投資が失敗するには、まず主要顧客である建設機械メーカーの需要が構造的に低迷し、インフラ投資も期待通りに進まない状況が長期化する必要がある。また、競合他社がより低コストで高品質な製品を開発・供給できるようになり、加地テックの価格競争力や技術優位性が失われることも考えられる。さらに、為替レートが常に円高で推移し、輸出採算を圧迫し続けるシナリオも、同社の収益性を悪化させる要因となるだろう。新興国市場での現地生産体制の構築に失敗し、グローバルなサプライヤーとの競争で後れを取る可能性も否定できない。
5年後のモート予測
建設需要の回復と海外展開の成功により、売上・利益ともに堅調に成長。高付加価値製品へのシフトが進み、収益性が向上する。
緩やかな市場回復と為替変動の影響を受けつつも、既存事業の安定的な収益基盤を維持。限定的ながらも海外市場でのシェア拡大を目指す。
建設需要の低迷、円高、激化する価格競争により、売上・利益ともに減少。特に海外市場での競争力低下が顕著になる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 74億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 68.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 35.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.88倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-06-25 臨時報告書