オーイズミ(6428)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 170 | 16 | 10 | -33 | 6.9 | 45.7 | — | 40.9 |
| FY2016 | 129 | 7 | 6 | 5 | 3.7 | 25.0 | — | 43.6 |
| FY2017 | 111 | 0 | -7 | 11 | -4.7 | -30.4 | 9.0 | 45.5 |
| FY2018 | 97 | 5 | 6 | 30 | 4.0 | 26.6 | 9.0 | 46.2 |
| FY2019 | 120 | 16 | 9 | -5 | 5.9 | 40.6 | 9.0 | 43.0 |
| FY2020 | 128 | 15 | 12 | 31 | 7.2 | 52.6 | 9.0 | 45.6 |
| FY2021 | 108 | 6 | 4 | -21 | 2.3 | 17.3 | 9.0 | 47.9 |
| FY2022 | 181 | 11 | 16 | -1 | 8.6 | 69.4 | 9.0 | 41.7 |
| FY2023 | 214 | 10 | 5 | 2 | 2.9 | 23.5 | 12.0 | 43.8 |
| FY2024 | 201 | 1 | 2 | 7 | 1.3 | 11.0 | 12.0 | 47.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
オーイズミはパチンコ・パチスロ遊技機メーカーであり、特定の強力なブランドや特許、規制ライセンスに依存する無形資産は限定的である。技術革新は存在するものの、競合他社も同様の技術開発を行っており、特許による独占的な優位性は確立されていない。
パチンコ・パチスロ店側は、遊技機の入れ替えにコストがかかるものの、オーイズミの遊技機に特段の依存度が高いわけではない。新機種の性能や収益性が判断基準となり、他社製品への乗り換えは比較的容易であるため、スイッチング・コストは低い。
オーイズミの事業は、遊技機メーカーとパチンコ・パチスロ店、そしてエンドユーザーであるプレイヤーの関係で成り立っている。しかし、特定のプラットフォームやサービスのようなネットワーク効果は存在しない。ユーザーが増えることで価値が増大するような構造ではない。
遊技機製造における部品調達や生産プロセスにおいて、一定の規模の経済性は存在する可能性がある。しかし、業界全体として価格競争やコスト削減圧力が存在し、オーイズミが構造的に圧倒的なコスト優位性を確立しているとは言えない。サプライヤーとの交渉力も限定的。
パチンコ・パチスロ遊技機市場は、大手メーカーが一定のシェアを占める寡占市場である。オーイズミは業界内で一定の地位を占めているが、市場全体から見るとトップクラスの規模とは言えない。しかし、市場規模に対して最適な少数寡占の一角を担っている可能性はある。
競合との比較優位
強気シナリオ
新たな人気機種の開発・ヒットによる市場シェアの拡大
遊技機以外の事業(例:カジノ関連、アミューズメント施設運営)での収益貢献
海外市場への展開成功による新たな収益源の確保
弱気シナリオ(モート侵食)
遊技機市場全体の縮小や規制強化による収益機会の減少
競合他社との競争激化によるシェア低下や収益性の悪化
技術革新への対応遅れやヒット機種の創出失敗
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
オーイズミへの投資が失敗するには、パチンコ・パチスロ市場そのものが構造的に縮小し、新たな規制によって事業継続が困難になるシナリオが考えられる。また、競合他社が革新的な技術やコンテンツで市場を席巻し、オーイズミが追随できなくなる可能性もある。さらに、遊技機以外の新規事業が期待通りに成長せず、既存事業の衰退を補えない状況も考えられる。カジノ事業への参入が期待通りに進まなかったり、法規制の変更で事業展開が不可能になることもリスク要因である。これらの要因が複合的に作用することで、オーイズミの競争優位性は失われ、投資は失敗に終わるだろう。
5年後のモート予測
人気機種の継続的なヒットと海外展開の成功により、売上・利益ともに大幅な成長を遂げる。遊技機以外の事業も軌道に乗り、多角化による収益基盤の強化が実現する。
市場環境の変化に対応しながら、既存事業で安定的な収益を維持する。新規事業は緩やかな成長に留まり、全体として横ばい基調の業績となる。
遊技機市場の縮小と規制強化の影響を大きく受け、売上・利益ともに減少する。新規事業も期待したほどの成果を上げられず、業績は悪化の一途をたどる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 73億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 47.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -14.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 29.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.40倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書