6371

椿本チエイン(6371)に経済的な堀はあるか

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株価

現在株価
2,737
2026-09-01
時価総額
2,861 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 1,988 216 146 120 9.3 78.0 57.1
FY2017 2,157 207 147 103 8.6 77.5 24.0 58.7
FY2018 2,385 218 138 -79 7.9 364.0 24.0 56.8
FY2019 2,264 161 116 60 6.6 308.7 59.3
FY2020 1,934 89 87 183 4.6 235.2 120.0 60.5
FY2021 2,159 178 145 119 6.9 392.9 75.0 62.5
FY2022 2,516 190 137 121 6.1 371.1 120.0 64.9
FY2023 2,668 213 186 294 7.1 511.7 130.0 66.0
FY2024 2,792 229 221 95 8.4 212.7 160.0 69.9
FY2026 80.0

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:10/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産1/5

長年の歴史と実績に基づくブランド力や、特定の産業分野における技術的ノウハウは存在するが、特許や規制ライセンスによる明確な独占性は限定的。研究開発投資は継続しているものの、競合他社も同様の技術開発を進めている。

スイッチングコスト3/5

自動車や産業機械向けに、同社のチェーンや部品は高い信頼性が求められ、一度採用されると仕様変更や他社製品への切り替えには、設計変更や認証プロセスなど、顧客にとって大きなコストと時間がかかる。特に、過酷な環境下で使用される製品では、実績のある同社製品からの乗り換えはリスクが高い。

ネットワーク効果0/5

同社の事業モデルは、直接的なネットワーク効果を生み出すプラットフォーム型ではない。製品の普及が直接的に製品価値を高める構造ではない。

コスト優位2/5

長年の量産実績とサプライチェーンの最適化により、一定のコスト競争力は有していると考えられる。しかし、原材料価格の変動や、新興国メーカーの台頭による価格競争圧力も存在する。

規模の経済4/5

伝動機器分野、特に自動車用タイミングチェーンシステムや産業用ローラチェーンにおいて、グローバル市場で高いシェアを誇る。主要な自動車メーカーや産業機械メーカーとの長年にわたる取引実績は、規模の経済と業界内での確固たる地位を示唆している。

競合との比較優位

強気シナリオ

自動車の電動化・高効率化に対応した新製品開発の成功

産業機械分野における自動化・省力化ニーズの高まりによる需要拡大

グローバルサプライチェーンの強靭化による安定供給体制の維持

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社による低価格製品の台頭とシェア低下

自動車業界におけるEVシフトの加速による内燃機関向け製品の需要減少

新興国市場での技術力・品質面でのキャッチアップによる競争激化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

椿本チエインの投資が失敗するには、同社が長年培ってきた顧客との関係性、特にスイッチング・コストの高さが、想定以上に早く陳腐化することが必要である。例えば、自動車業界におけるパワートレインの急激な変化(EV化の加速)が、同社のコア技術であるチェーンやギアの需要を構造的に減少させ、かつ、顧客が代替技術(例えばベルト駆動や直接駆動)への移行を迅速に進める場合、スイッチング・コストの優位性は失われる。また、競合他社が、同社と同等以上の信頼性を持ちながら、より低コストで、かつ新しいパワートレインに対応したソリューションを迅速に提供できるようになることも、同社の優位性を脅かす要因となる。さらに、グローバルなサプライチェーンの混乱が長期化し、同社の安定供給能力が損なわれ、顧客が代替サプライヤーを積極的に模索する状況も考えられる。

5年後のモート予測

強気

EVシフトへの対応や産業機械分野での需要増により、売上・利益は安定的に成長。高付加価値製品へのシフトが進み、収益性が向上する。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、新技術への対応を進める。緩やかな成長が見込まれるが、競争環境の厳しさから利益成長は限定的となる。

弱気

EVシフトへの対応遅れや競争激化により、既存事業の収益が悪化。新分野での成長が鈍く、売上・利益ともに減少傾向となる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 2,861億
2. 健全な財務 自己資本比率 69.9%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -18.5%
6. 適度なPER PER 12.9倍
7. 適度なPBR PBR 1.09倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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