レオン自動機(6272)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 255 | 32 | 21 | 10 | 10.5 | 79.5 | 24.0 | 72.1 |
| FY2018 | 279 | 36 | 27 | 29 | 12.1 | 100.5 | 30.0 | 70.7 |
| FY2019 | 284 | 33 | 25 | 24 | 10.4 | 92.3 | 28.0 | 74.0 |
| FY2020 | 269 | 29 | 20 | -17 | 7.9 | 73.6 | 22.0 | 78.3 |
| FY2021 | 223 | 14 | 16 | 21 | 6.0 | 60.0 | 17.0 | 77.8 |
| FY2022 | 266 | 11 | 15 | 29 | 5.2 | 55.5 | 16.0 | 77.2 |
| FY2023 | 353 | 30 | 27 | 20 | 8.7 | 102.1 | 31.0 | 77.9 |
| FY2024 | 377 | 49 | 37 | 31 | 10.2 | 137.0 | 42.0 | 80.4 |
| FY2025 | 392 | 53 | 39 | 38 | 10.0 | 144.7 | 44.0 | 78.5 |
| FY2026 | 420 | 52 | 39 | -40 | 9.1 | 144.6 | 58.0 | 79.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
レオン自動機は特定のブランド力や特許、規制ライセンスによる独占的な優位性を示す具体的な情報は公開情報からは確認できない。汎用的な機械製造業であり、無形資産による明確な競争優位性は見出しにくい。
包装機械は顧客の生産ラインに組み込まれるため、入れ替えには設備投資やライン停止による機会損失が発生する。特にカスタマイズされた機械の場合、乗り換えコストは一定程度存在するが、技術革新や価格競争力によっては乗り換えられる可能性もある。
レオン自動機の事業は、ユーザー数の増加が製品やサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を持つビジネスモデルではない。個別の顧客との取引が中心であり、プラットフォーム型のビジネスとは異なる。
製造業として一定の規模を持つが、業界全体で見て圧倒的なコスト優位性を示すような構造的な強みは公開情報からは読み取れない。サプライチェーンや生産効率の改善努力は継続していると考えられるが、他社との明確な差は不明瞭。
包装機械業界において、レオン自動機は一定のシェアを持つ主要プレイヤーの一つである。特に特定の分野(例:製菓・製パン)においては、業界規模に対して最適な少数寡占状態を形成している可能性があり、一定の効率規模の経済性が働いていると考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
包装機械分野における長年の実績とノウハウの蓄積
特定の顧客層や製品分野での高いシェア維持
技術開発による高付加価値製品の提供継続
弱気シナリオ(モート侵食)
新興国メーカーの低価格攻勢による価格競争激化
顧客ニーズの多様化への対応遅れ
主要顧客の設備投資抑制や生産拠点移転
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
レオン自動機の投資が失敗するには、まず包装機械市場全体が急速に縮小するか、あるいは同社が長年培ってきた技術力や顧客基盤が陳腐化するシナリオが考えられる。特に、AIやIoTを活用した次世代の包装ソリューションにおいて、同社が競合他社に後れを取るようであれば、その競争優位性は急速に失われるだろう。また、グローバルなサプライチェーンの混乱が長期化し、部品調達コストが構造的に上昇し、同社の価格競争力を著しく損なうことも考えられる。さらに、主要顧客である食品・飲料メーカーなどが、内製化や代替技術への移行を急速に進める場合、同社の事業基盤そのものが揺らぐ可能性がある。
5年後のモート予測
包装機械市場の安定成長と、同社の技術力・顧客基盤を背景に、売上・利益ともに緩やかな成長を維持。高付加価値製品へのシフトが進み、収益性が向上する。
市場環境の変動を受けつつも、既存顧客との関係を維持し、安定した事業運営を継続。緩やかな成長または横ばいの業績推移となる。
競争激化や顧客ニーズの変化に対応できず、市場シェアを徐々に低下。価格競争に巻き込まれ、収益性が悪化。事業規模の縮小リスクも考慮される。
直近の適時開示
- 2026-06-25 臨時報告書