6266

タツモ(6266)に経済的な堀はあるか

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株価

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 113 13 13 10 26.1 111.7 15.0 34.7
FY2017 172 17 16 13 25.1 137.8 7.0 32.7
FY2018 190 16 15 -23 15.1 123.8 11.0 40.2
FY2019 182 10 7 1 7.0 54.1 9.0 39.5
FY2020 195 19 17 13 14.6 126.8 16.0 42.6
FY2021 220 21 17 -5 12.9 132.2 16.0 45.5
FY2022 244 28 23 -22 12.9 162.1 21.0 43.9
FY2023 282 37 24 -16 11.7 161.3 24.0 41.7
FY2024 359 59 42 58 17.2 289.9 33.0 49.1
FY2025 354 48 35 62 13.1 244.3 34.0 56.6

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:5/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産0/5

タツモの事業内容(電子部品製造装置、リチウムイオン電池製造装置等)において、特許やブランドによる明確な無形資産の優位性は確認できない。競合他社も同様の技術開発を行っている可能性が高い。

スイッチングコスト2/5

リチウムイオン電池製造装置は、顧客(電池メーカー)の生産ラインに組み込まれるため、一度導入すると他社製品への切り替えには多大なコストと時間を要する可能性がある。しかし、装置の陳腐化リスクも存在する。

ネットワーク効果0/5

タツモの事業は、特定のプラットフォーム上でユーザーが増えることで価値が増大するようなネットワーク効果は発生しないBtoBの製造装置ビジネスである。

コスト優位1/5

製造装置業界において、タツモが突出したコスト優位性を持つという情報は確認できない。量産効果やサプライチェーンの最適化によるコスト削減努力は行われていると推測されるが、構造的な優位性は限定的。

規模の経済2/5

リチウムイオン電池製造装置市場は成長分野であり、タツモは一定のシェアを持つと推測される。しかし、市場全体で見ると、より大規模な競合他社も存在し、絶対的な効率規模の優位性は確立されていない。

競合との比較優位

強気シナリオ

EV市場の拡大に伴うリチウムイオン電池需要の増加

次世代電池(全固体電池等)向け製造装置の開発・実用化

既存顧客との強固な関係維持による継続的な受注獲得

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社による低価格攻勢や高性能装置の投入

リチウムイオン電池技術の急速な陳腐化や代替技術の台頭

主要顧客の業績悪化や生産計画の縮小

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

タツモの投資が失敗するシナリオは、リチウムイオン電池市場の成長鈍化、あるいは代替技術の急速な普及によって、同社が提供する製造装置の需要が想定以上に早く失われる場合である。特に、競合他社がより低コストで高性能な装置を開発し、タツモの技術的優位性を凌駕した場合、スイッチングコストの恩恵も限定的となる。また、主要顧客が自社で内製化を進めたり、競合他社へ乗り換えたりする動きが加速すれば、タツモの事業基盤は大きく揺らぐ。さらに、地政学リスクやサプライチェーンの寸断が長期化し、生産活動そのものが停滞することも、事業継続を困難にする要因となり得る。

5年後のモート予測

強気

EV市場の拡大と技術革新を追い風に、リチウムイオン電池製造装置の需要が堅調に推移。次世代電池向け装置の開発も成功し、売上・利益ともに着実に成長する。

中立

EV市場の成長は続くものの、競争激化により価格圧力がかかる。既存事業の安定的な受注と、一部新規分野への展開により、緩やかな成長を維持する。

弱気

技術革新の遅れや競合の台頭により、市場シェアが低下。装置の陳腐化も進み、業績は低迷。リチウムイオン電池以外の新規事業も軌道に乗らず、厳しい経営環境となる。

同業他社

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