6254

野村マイクロ・サイエンス(6254)に経済的な堀はあるか

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株価

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2017 165 8 7 9 8.9 77.7 15.0 46.4
FY2018 216 12 10 -31 11.4 111.1 20.0 39.7
FY2019 251 12 10 41 10.8 113.0 30.0 50.1
FY2020 210 18 13 -12 12.3 139.1 33.0 52.6
FY2021 304 40 26 55 19.8 284.8 65.0 53.1
FY2022 319 44 33 13 20.7 357.6 95.0 58.3
FY2023 496 66 58 47 27.1 627.6 150.0 50.6
FY2024 730 106 80 -183 27.6 213.5 250.0 40.4
FY2025 964 154 102 -229 27.6 270.8 80.0 31.2
FY2026 81.0

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:6/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産1/5

半導体製造装置用精密ろ過膜フィルター分野で、長年の実績と技術蓄積がある。特定の顧客との共同開発や、品質への信頼が一定のブランド価値を形成している可能性はあるが、特許やライセンスによる明確な独占性は低い。

スイッチングコスト2/5

半導体製造プロセスは高度に標準化されており、フィルターの切り替えには厳格な検証プロセスとリスクが伴う。一度採用されたフィルターは、品質維持のために継続的に使用される傾向があるが、競合他社も代替品を提案する余地はある。

ネットワーク効果0/5

ネットワーク効果は期待できない事業モデルである。

コスト優位1/5

精密ろ過膜フィルターの製造には高度な技術と品質管理が求められ、コスト競争力で圧倒的な優位を築くことは難しい。規模の経済によるコスト削減効果は限定的と考えられる。

規模の経済2/5

半導体製造装置用フィルター市場は成長しているものの、グローバルで見ると大手競合も存在し、寡占度はそれほど高くない。同社は一定のシェアを確保しているが、圧倒的な市場支配力を持つ段階ではない。

競合との比較優位

強気シナリオ

半導体市場の旺盛な需要と先端プロセス化の進展によるフィルター需要の拡大。

高純度化要求の高まりに対応した新製品開発によるシェア拡大。

主要顧客との強固な関係維持による安定的な受注確保。

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社による低価格攻勢や高性能代替品の投入。

半導体製造装置メーカーの仕様変更や内製化の動き。

半導体市場の急激な減速や地政学リスクによる需要の低迷。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、同社が持つ精密ろ過膜フィルターに関する技術的優位性が陳腐化し、競合他社がより低コストで同等以上の性能を持つ製品を開発・提供できるようになる必要がある。特に、半導体製造プロセスの微細化や新材料の導入に対応できず、顧客が代替サプライヤーへ移行する動きが加速することが考えられる。また、主要顧客である半導体メーカーの設備投資計画が大幅に縮小したり、サプライヤーの多様化戦略により同社のシェアが低下したりするシナリオも考えられる。グローバルな半導体市場の構造変化や、技術革新のスピードについていけなくなることが、同社の競争優位性を根底から覆す要因となるだろう。

5年後のモート予測

強気

半導体市場の成長と高純度化ニーズの高まりを背景に、高付加価値フィルターの販売が拡大し、売上・利益ともに堅調に成長する。

中立

半導体市場の変動の影響を受けつつも、既存顧客との関係を維持し、緩やかな成長を続ける。

弱気

競合激化や技術革新への対応遅れにより、シェアが低下し、売上・利益ともに停滞または減少する。

直近の適時開示

同業他社

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