日阪製作所(6247)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 250 | 12 | 22 | 2 | 4.5 | 73.4 | 20.0 | 86.8 |
| FY2018 | 269 | 16 | 19 | 35 | 3.8 | 64.6 | 20.0 | 84.0 |
| FY2019 | 309 | 20 | 16 | 6 | 3.1 | 53.5 | 20.0 | 82.0 |
| FY2020 | 325 | 23 | 21 | -10 | 4.1 | 73.4 | 20.0 | 83.7 |
| FY2021 | 284 | 14 | 12 | 34 | 2.3 | 43.1 | 30.0 | 81.6 |
| FY2022 | 301 | 18 | 21 | 30 | 3.8 | 73.2 | 30.0 | 80.6 |
| FY2023 | 341 | 19 | 20 | -13 | 3.6 | 72.5 | 40.0 | 79.1 |
| FY2024 | 342 | 25 | 24 | -43 | 4.0 | 85.8 | 42.0 | 73.1 |
| FY2025 | 384 | 29 | 38 | 14 | 6.3 | 135.8 | 45.0 | 72.1 |
| FY2026 | 449 | 33 | 34 | 21 | 5.5 | 130.2 | 55.0 | 75.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
日阪製作所は特定のブランド力や特許、規制ライセンスによる明確な無形資産の優位性は、公開情報からは確認できない。汎用的な産業機械メーカーとしての側面が強い。
熱交換器や圧力容器などのプラント設備は、一度導入すると仕様変更や他社製品への切り替えに多大なコストと時間を要する。特に特殊仕様や既存設備との互換性が求められる場合、顧客は容易に乗り換えられない。
同社の製品はBtoBの設備投資であり、ユーザー数が増えることで製品価値が向上するようなネットワーク効果は発生しない。
長年の製造ノウハウや効率化の努力はあると推測されるが、競合他社と比較して構造的に大幅なコスト優位性を持つという情報は確認できない。汎用品では価格競争に晒される可能性がある。
熱交換器や圧力容器の分野で、国内有数のメーカーとして一定の生産規模と納入実績を持つ。これにより、設計・製造・調達における効率性をある程度確保し、業界内で安定した地位を築いていると考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
プラント設備の更新需要の増加
海外市場での受注拡大
高付加価値製品の開発・販売成功
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客産業の設備投資抑制
新興国メーカーの台頭による価格競争激化
原材料価格の高騰による収益圧迫
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
日阪製作所の投資が失敗するには、同社が持つスイッチング・コストの優位性が失われることが真実でなければならない。これは、顧客がより安価で同等以上の性能を持つ代替品を容易に入手できるようになるか、あるいはプラント設備のライフサイクルが短縮され、頻繁な入れ替えが常態化することで、初期導入時のコストや手間が相対的に軽視されるようになるシナリオが考えられる。また、技術革新により、既存設備との互換性が不要になるようなモジュール化が進み、参入障壁が低下することも、スイッチング・コストの優位性を損なう要因となりうる。さらに、同社が長年培ってきた設計・製造ノウハウが陳腐化し、競合他社が容易に追随できるようになることも、持続的な競争優位性を失わせる。
5年後のモート予測
プラント更新需要と高付加価値製品へのシフトにより、売上・利益ともに堅調に成長。特に海外事業の拡大が寄与し、収益性が向上する。
国内需要は安定推移し、海外事業も緩やかに拡大。コスト管理を維持しつつ、堅実な収益を確保する。
設備投資の低迷と価格競争の激化により、売上・利益ともに伸び悩む。原材料価格の高騰も重石となり、収益性が悪化する。
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書