豊和工業(6203)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 185 | -4 | -6 | 12 | -4.1 | -49.9 | 20.0 | 63.2 |
| FY2018 | 195 | -0 | 2 | -12 | 1.1 | 13.5 | 20.0 | 61.4 |
| FY2019 | 223 | 10 | 11 | 10 | 7.4 | 91.1 | 20.0 | 62.7 |
| FY2020 | 203 | 8 | 6 | 1 | 3.9 | 47.8 | 20.0 | 62.2 |
| FY2021 | 188 | 6 | 10 | -19 | 6.0 | 78.2 | 20.0 | 60.9 |
| FY2022 | 197 | 10 | 11 | 25 | 6.3 | 86.1 | 20.0 | 61.0 |
| FY2023 | 197 | 5 | 5 | -11 | 3.0 | 43.6 | 20.0 | 62.8 |
| FY2024 | 198 | 4 | -9 | -19 | -5.0 | -72.5 | 20.0 | 57.2 |
| FY2025 | 248 | 13 | 7 | -25 | 4.0 | 62.2 | 20.0 | 55.0 |
| FY2026 | 241 | 12 | 7 | 47 | 3.5 | 61.4 | 20.0 | 58.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
豊和工業は、特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPによる明確な無形資産の優位性は見られない。主力事業である産業機械や自動車部品は汎用品が多く、差別化要因が限定的である。
産業機械や自動車部品は、顧客が一度導入した設備や部品から他社製品へ切り替える際には、一定の学習コストや互換性確認が必要となる場合がある。しかし、代替製品の選択肢は多く、乗り換えによる損失は限定的と考えられる。
豊和工業の事業には、ユーザー数の増加がサービスの価値を高めるネットワーク効果は存在しない。産業機械や自動車部品の製造販売は、個別の取引に基づいており、プラットフォーム型ビジネスではない。
長年の製造業としての経験と、効率的な生産体制の構築により、一定のコスト競争力を持っている可能性がある。しかし、同業他社との比較において、構造的なコスト優位性を確立している明確な証拠はない。
産業機械や自動車部品分野において、長年にわたり事業を展開しており、一定の生産規模と顧客基盤を有している。特定のニッチ市場においては、効率規模の経済が働き、寡占的な地位を築いている可能性も考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
主力事業である産業機械や自動車部品分野での技術革新による高付加価値製品の開発・販売
海外市場への積極的な展開による売上拡大と収益性の向上
M&Aやアライアンスを通じた事業ポートフォリオの拡充とシナジー創出
弱気シナリオ(モート侵食)
国内外の競合他社との価格競争の激化による収益性の低下
自動車業界のEVシフトや技術変化への対応遅れによる事業縮小
原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱によるコスト増加と生産への影響
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
豊和工業が長期的な競争優位性を失うシナリオは、まず、主力事業である産業機械や自動車部品分野において、技術革新のスピードが鈍化し、競合他社に後れを取ることである。特に、自動車業界における電動化や自動運転といったパラダイムシフトへの対応が遅れ、既存の内燃機関関連部品事業が急速に陳腐化する可能性がある。また、グローバルな価格競争が激化し、同社のコスト構造では太刀打ちできなくなることも考えられる。さらに、主要顧客である自動車メーカーの業績悪化や生産台数の大幅な減少が続けば、同社の受注も大きく落ち込み、事業規模の維持すら困難になるだろう。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は失われ、衰退に向かうと考えられる。
5年後のモート予測
技術革新と海外展開により、産業機械・自動車部品事業で着実に成長。収益性も改善し、安定した配当成長が見込まれる。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を続ける。競争環境の変化に対応しながら、一定の収益性を確保する。
自動車業界の構造変化や価格競争の激化により、事業が縮小。収益性は悪化し、株価は低迷するリスクがある。
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書