6083

ERIホールディングス(6083)に経済的な堀はあるか

サービス業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
1,666
2026-09-01
時価総額
309 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 115 6 4 3 17.8 53.0 56.3
FY2017 114 3 2 0 9.2 27.2 30.0 55.8
FY2018 131 7 4 4 18.7 55.4 30.0 35.7
FY2019 151 8 5 3 20.4 68.9 30.0 36.7
FY2020 148 5 3 3 9.4 33.7 27.0 40.0
FY2021 144 4 3 3 8.7 34.0 15.0 46.1
FY2022 161 19 12 25 30.5 156.8 40.0 46.5
FY2023 174 23 15 8 30.2 197.8 60.0 46.4
FY2024 180 20 12 11 21.4 159.9 60.0 50.0
FY2025 198 20 13 -1 20.3 169.3 60.0 47.2

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

ERIホールディングスは、建築物衛生法に基づく飲料水等供給施設衛生管理基準適合証発行機関としての認定を受けている。これは一定の規制上の優位性を示唆するが、他社も同様の認定を取得する可能性があり、ブランド力や特許のような強力な無形資産とは言えない。

スイッチングコスト2/5

建築物の所有者や管理会社は、定期的な検査や証明書の取得のために、ERIホールディングスのような検査・認証機関を利用している。一度取引を開始すると、検査基準や報告様式の違いから、他の機関への切り替えには一定の手間やコストが発生する可能性がある。

ネットワーク効果0/5

ERIホールディングスの事業には、ユーザーが増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果は基本的に見られない。

コスト優位1/5

検査・認証業務は、専門知識を持つ人材の確保や、全国的な事業展開のためのインフラ整備が必要となる。ERIホールディングスは全国に拠点を持ち、一定の規模で事業を展開しているが、競合他社と比較して圧倒的なコスト優位性を示す具体的な証拠はない。

規模の経済3/5

ERIホールディングスは、建築物衛生法に基づく検査・認証サービスにおいて、国内有数のシェアを誇る。全国に広がる営業拠点と検査体制は、新規参入企業にとって容易に模倣できない規模の経済性を示唆しており、一定の寡占状態を形成していると考えられる。

競合との比較優位

強気シナリオ

建築物衛生法や建築基準法など、関連法規制の強化・拡充により、検査・認証サービスの需要が継続的に増加する。

M&Aや事業提携を通じて、サービス提供エリアの拡大や新たな検査分野への進出を成功させる。

長年の実績と信頼により、既存顧客からの継続的な受注を維持し、安定した収益基盤を確保する。

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社による価格競争の激化や、より低価格な代替サービスの登場により、収益性が圧迫される。

法規制の変更や緩和により、ERIホールディングスが持つ認定の優位性が低下する。

新たな技術の登場や、顧客ニーズの変化に対応できず、サービス提供能力が陳腐化する。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、ERIホールディングスが持つ「規模の経済性」という競争優位性が、実際にはそれほど強固ではない、あるいは容易に模倣可能であるという状況が真実でなければならない。例えば、新規参入企業が、より効率的な検査技術や、低コストなオペレーションモデルを開発し、全国的なネットワークを迅速に構築できる場合、ERIホールディングスの既存の規模の優位性は急速に失われる可能性がある。また、建築物衛生法などの法規制が、検査機関の参入障壁を大幅に引き下げる方向に改正されたり、あるいは検査の必要性自体が低下するような技術革新(例:自己診断システムの普及)が起こることも、この投資の失敗につながるシナリオである。さらに、顧客が検査機関を選択する際に、ERIホールディングスの規模や実績よりも、価格や特定の技術的専門性を重視するようになれば、その優位性は揺らぐだろう。

5年後のモート予測

強気

法規制の追い風とM&Aによる事業拡大が奏功し、検査・認証市場での優位性をさらに強固にし、売上・利益ともに堅調に成長する。

中立

既存事業の安定した収益を基盤に、緩やかな需要増加とコスト管理により、着実な利益成長を維持する。

弱気

価格競争の激化や法規制の変化により、収益性が低下し、成長が鈍化または停滞する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 309億
2. 健全な財務 自己資本比率 47.2%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 2.6%
6. 適度なPER PER 23.9倍
7. 適度なPBR PBR 4.85倍

合格数:1/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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