ライク(2462)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 318 | 10 | 18 | -0 | 23.4 | 195.3 | 40.0 | 29.8 |
| FY2017 | 401 | 15 | 8 | 11 | 10.2 | 86.5 | 36.0 | 26.6 |
| FY2018 | 457 | 19 | 15 | 10 | 15.4 | 81.5 | 29.0 | 28.1 |
| FY2019 | 478 | 17 | 16 | 6 | 13.3 | 84.6 | 26.0 | 29.3 |
| FY2020 | 511 | 20 | 18 | -2 | 12.7 | 94.4 | 28.0 | 25.3 |
| FY2021 | 543 | 36 | 33 | 39 | 27.3 | 171.1 | 50.0 | 31.7 |
| FY2022 | 576 | 42 | 33 | 30 | 23.3 | 170.9 | 52.0 | 35.6 |
| FY2023 | 600 | 36 | 26 | 33 | 16.6 | 133.9 | 58.0 | 39.2 |
| FY2024 | 605 | 33 | 24 | 22 | 14.6 | 127.6 | 58.0 | 43.7 |
| FY2025 | 623 | 30 | 21 | 16 | 11.8 | 109.3 | 60.0 | 44.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
公開情報からは、特許、ブランド力、規制ライセンスなどの明確な無形資産による競争優位性は確認できない。事業内容が保育・学童事業であり、特定の技術やブランドに依存する度合いは低いと考えられる。
保育・学童事業は、保護者や子供が施設を乗り換える際の心理的・物理的コスト(情報収集、手続き、環境の変化への適応)が存在する。しかし、施設間のサービス内容の差別化が限定的な場合、スイッチング・コストはそれほど高くない可能性がある。
保育・学童事業は、ユーザー(子供・保護者)が増えることでサービス価値が向上するネットワーク効果は基本的に働かない。個々の施設運営が中心であり、プラットフォーム型ビジネスではない。
規模の経済によるコスト優位性は限定的。保育士の採用・育成コストや物件取得・維持コストが事業運営の主要因であり、構造的なコスト優位性を築くことは難しい。一部、複数施設運営による管理部門の効率化は考えられる。
保育・学童事業は地域密着型であり、全国的な寡占化は進みにくい。同社は一定規模の施設数を運営しているが、業界全体で見ると多数の事業者が存在し、特定の少数企業が市場を支配する状況にはない。効率的な規模とは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
少子化対策としての政府支援拡充による事業環境の改善
M&Aによる持続的な事業規模拡大とシナジー効果の発現
保育士の定着率向上や質の高い保育サービス提供によるブランドイメージ向上
弱気シナリオ(モート侵食)
保育士不足の深刻化による人件費の高騰とサービス提供能力の低下
少子化の進行による潜在的な需要の減少
規制強化や行政指導による事業運営コストの増加や事業制限
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ライクへの投資が失敗するには、まず政府による少子化対策や子育て支援策が期待外れに終わり、保育・学童事業への公的支援が縮小することである。次に、保育士の採用難がさらに深刻化し、人件費の高騰が利益を圧迫するだけでなく、施設の増設や質の維持を不可能にすること。さらに、競合他社がより効率的な運営モデルや革新的なサービスを導入し、ライクの既存事業モデルが陳腐化すること。また、保護者のニーズが多様化する中で、ライクがそれに対応できず、顧客離れが進むことも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の成長戦略が頓挫し、株価が低迷する可能性がある。
5年後のモート予測
政府支援の拡大とM&Aによる着実な施設数増加、保育士の質向上による単価上昇で、売上・利益ともに堅調に成長する。
緩やかな少子化の影響を受けつつも、M&Aと既存施設の効率化で緩やかな成長を維持する。人件費上昇が利益を圧迫する可能性。
保育士不足と人件費高騰が深刻化し、新規開設が困難になる。少子化の影響も顕在化し、既存事業の維持が精一杯となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 311億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 44.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -13.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 14.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.75倍 |
合格数:3/7 部分的合格