5905

日本製罐(5905)に経済的な堀はあるか

金属製品 建設・資材

株価

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2017 91 1 9 1 18.0 75.7 3.0 32.7
FY2018 103 1 2 -0 3.4 128.8 30.0 31.9
FY2019 103 1 1 5 2.3 91.5 30.0 33.4
FY2020 101 0 1 4 1.1 46.9 30.0 34.2
FY2021 110 2 3 6 4.8 219.4 50.0 36.8
FY2022 105 2 2 0 4.1 174.6 50.0 35.8
FY2023 109 2 3 1 4.8 213.3 70.0 36.6
FY2024 122 3 3 -3 4.4 199.8 70.0 34.2
FY2025 113 -5 -3 15 -6.7 -249.9 20.0 31.4
FY2026 114 -3 -3 -1 -7.1 -257.1 20.0 29.9

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●●○○
3/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産0/5

日本製罐は、特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPに依存する事業モデルではない。汎用的な金属製品の製造が中心であり、無形資産による競争優位性は限定的と判断される。

スイッチングコスト1/5

既存顧客との長期的な取引関係や、特定の仕様に合わせた製品供給の実績はあるものの、顧客が他社へ乗り換える際のコストは、製品の汎用性や代替性の高さから、それほど大きくないと考えられる。新規顧客獲得のハードルは比較的低い。

ネットワーク効果0/5

日本製罐の事業は、製品やサービスの利用者が増えることで価値が増加するネットワーク効果が働くビジネスモデルではない。個々の顧客との取引が独立しており、プラットフォーム型ビジネスのような特性は見られない。

コスト優位3/5

長年の操業で培われた生産ノウハウや、規模の経済を活かした原材料調達力により、一定のコスト競争力を有している可能性がある。特に、汎用的な缶製品においては、効率的な生産体制が強みとなりうる。

規模の経済4/5

日本の缶詰・飲料缶市場において、日本製罐は主要なプレイヤーの一つであり、高い市場シェアを有している。この規模は、生産設備への投資や効率的なサプライチェーン構築を可能にし、競合他社に対する優位性を築いている。

競合との比較優位

強気シナリオ

国内缶詰・飲料缶市場におけるトップクラスのシェア維持

技術革新による高付加価値製品の開発・販売拡大

海外市場への展開強化による収益源の多様化

弱気シナリオ(モート侵食)

代替素材(ペットボトル、紙容器等)の普及による需要の減少

原材料価格の高騰による収益性の悪化

新規参入企業や既存競合による価格競争の激化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

日本製罐の投資が失敗するには、まず、国内の缶詰・飲料市場が構造的に縮小し、同社が長年培ってきた生産規模の経済性が失われることが必要である。また、競合他社が、より革新的な製造技術や低コストな生産体制を確立し、日本製罐の価格競争力を凌駕する事態も考えられる。さらに、顧客企業が、環境負荷低減やコスト削減を理由に、日本製罐の製品からペットボトルや紙容器などの代替素材へ急速にシフトし、乗り換えコストを無視するようになるシナリオも、同社の優位性を根底から覆す可能性がある。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的競争優位性は失われるだろう。

5年後のモート予測

強気

国内市場でのシェアを維持しつつ、高付加価値製品や海外展開で成長。技術革新により競争優位を強化し、安定的な収益成長が見込まれる。

中立

国内市場は成熟しているが、既存顧客基盤と生産効率で安定推移。緩やかな成長または横ばいの業績となる。

弱気

代替素材へのシフトや価格競争により、市場シェアと収益性が低下。厳しい事業環境下で、業績は低迷する可能性が高い。

直近の適時開示

同業他社

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