5852

アーレスティ(5852)に経済的な堀はあるか

非鉄金属 鉄鋼・非鉄

株価

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2017 1,367 69 46 88 7.4 178.8 20.0 45.8
FY2018 1,452 47 35 1 5.3 133.4 26.0 46.9
FY2019 22.0
FY2020 1,206 8 -7 -12 -1.2 -26.8 8.0 46.5
FY2021 930 -26 -28 -36 -5.1 -111.1 5.0 41.9
FY2022 1,163 -24 -52 22 -9.7 -201.2 10.0 40.7
FY2023 1,409 0 -1 44 -0.1 -3.3 10.0 41.2
FY2024 1,583 23 -77 44 -14.9 -300.6 15.0 39.1
FY2025 1,629 34 -29 26 -5.6 -116.3 28.0 38.7
FY2026 1,671 37 36 7 6.4 144.2 42.0 41.0

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産0/5

非鉄金属業界において、アーレスティが特許やブランド、規制ライセンスなどの明確な無形資産による競争優位を構築しているという情報は確認できません。同社の事業は主に自動車部品や産業機械部品の製造であり、技術力は重要ですが、それが特許等で強固に保護されているとは言えません。

スイッチングコスト1/5

自動車部品サプライヤーとして、顧客である自動車メーカーとの長年の取引関係や、特定の車種に合わせた部品開発・供給の実績は、一定のスイッチング・コストを生む可能性があります。しかし、自動車メーカーは複数のサプライヤーを確保する傾向があり、乗り換えの障壁は限定的と考えられます。

ネットワーク効果0/5

非鉄金属部品製造業は、製品の利用者が増えることでその価値が増すようなネットワーク効果が働くビジネスモデルではありません。顧客は品質、価格、納期などを重視してサプライヤーを選定します。

コスト優位2/5

長年の事業活動で培われた生産ノウハウや、特定の材料加工技術により、一定のコスト競争力を有している可能性があります。しかし、非鉄金属の市況変動や原材料価格の影響を受けやすく、構造的なコスト優位を確立しているとは断定できません。

規模の経済3/5

自動車部品サプライヤーとして、一定の生産規模と納入実績を有しており、主要な自動車メーカーとの取引を通じて、業界内での地位を確立しています。この規模が、効率的な生産体制や交渉力に繋がっていると考えられます。ただし、グローバルな大手競合と比較すると、規模の優位性は限定的かもしれません。

競合との比較優位

強気シナリオ

EVシフトに伴う軽量化ニーズに対応した新素材・新部品の開発成功

既存顧客との関係深化による受注拡大とシェア維持

生産効率の改善やコスト削減努力による収益性向上

弱気シナリオ(モート侵食)

自動車業界全体の需要低迷や、主要顧客の生産台数減少

競合他社による低価格攻勢や、より優れた技術を持つ新興企業の台頭

原材料価格の高騰が収益性を圧迫し、コスト競争力が低下

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

アーレスティへの投資が失敗するには、まず自動車業界全体の構造的な衰退が進行し、EVシフトへの対応が遅れることが考えられます。また、同社が長年培ってきた生産技術や品質管理能力が陳腐化し、競合他社がより低コストで高品質な代替部品を供給できるようになるシナリオも考えられます。特に、中国などの新興国メーカーが、技術力とコスト競争力を兼ね備えてグローバル市場で急速にシェアを拡大し、アーレスティの主要顧客である自動車メーカーが、サプライヤーをこれらの新興企業へと切り替える動きが加速した場合、アーレスティの競争優位性は急速に失われるでしょう。さらに、主要顧客である自動車メーカーが、部品の内製化を進める、あるいは部品調達先を大幅に集約・絞り込むといった戦略をとった場合も、アーレスティの事業基盤は揺らぎます。

5年後のモート予測

強気

EV関連部品の需要増と、既存事業の安定的な収益により、売上・利益ともに堅調に成長。グローバルでの競争力も維持・向上。

中立

自動車業界の緩やかな回復と、EVシフトへの対応を進めつつ、既存事業で安定的な収益を確保。緩やかな成長軌道を維持。

弱気

自動車業界の長期的な低迷、EVシフトへの対応遅れ、競争激化により、売上・利益ともに減少。収益性の悪化が続く。

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が アーレスティ の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →