5659

日本精線(5659)に経済的な堀はあるか

鉄鋼 鉄鋼・非鉄

株価

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2017 318 26 18 26 6.8 57.8 13.0 69.2
FY2018 375 40 28 16 9.8 458.8 67.4
FY2019 388 36 26 -7 8.6 429.7 130.0 71.5
FY2020 349 19 14 6 4.4 227.5 80.0 71.7
FY2021 341 24 18 22 5.5 297.7 110.0 70.7
FY2022 448 46 32 28 9.0 518.1 210.0 68.2
FY2023 491 42 31 1 8.2 503.2 210.0 68.5
FY2024 447 35 26 19 6.6 84.5 210.0 72.8
FY2025 467 46 33 34 7.8 106.0 56.0 73.7
FY2026 466 31 21 2 4.9 69.9 42.0 75.4

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●●○○
3/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:8/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中

無形資産0/5

日本精線は特殊鋼線・ばねの製造販売を手掛ける企業であり、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPに関する情報は公開情報からは確認できない。技術力は存在するものの、それが直接的な無形資産による競争優位に結びついているとは断定しにくい。

スイッチングコスト2/5

自動車部品や産業機械向けに精密なばねやワイヤーを供給しており、顧客は仕様変更やサプライヤー変更にコストや時間を要する可能性がある。しかし、代替材料や競合他社も存在するため、スイッチング・コストは限定的と考えられる。

ネットワーク効果0/5

日本精線の事業は、製品の利用者が増えることで価値が増すようなネットワーク効果を生むビジネスモデルではない。個別の顧客との取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスとは異なる。

コスト優位3/5

長年の操業で培われた生産ノウハウや効率的な生産体制により、一定のコスト競争力を有していると考えられる。特に、高品質な特殊鋼線・ばねの安定供給能力は、コスト面での優位性につながる可能性がある。

規模の経済3/5

特殊鋼線・ばね市場において、一定のシェアを確保しており、規模の経済による効率的な生産・調達が可能である。大手メーカーとしての地位は、価格交渉力や安定供給能力に寄与する。

競合との比較優位

強気シナリオ

高付加価値製品へのシフトによる収益性向上

海外市場での需要拡大とシェア獲得

生産効率改善によるコスト競争力の維持・強化

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格の変動による収益圧迫

新興国メーカーの台頭による価格競争激化

主要顧客産業の景気後退リスク

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

日本精線の競争優位性が失われるシナリオを考える。まず、原材料価格の高騰が継続し、かつそれを製品価格に転嫁できない状況が続けば、コスト優位性は失われる。次に、競合他社がより革新的な素材や製造技術を開発し、日本精線の製品の優位性を凌駕した場合。特に、軽量化や耐久性向上といった顧客ニーズに、より低コストで応えられる代替品が登場すれば、スイッチング・コストの低さも相まって、シェアを奪われる可能性がある。また、主要顧客である自動車産業や産業機械産業が構造的に縮小し、需要が恒久的に低迷することも、規模の経済を維持する上での大きなリスクとなる。

5年後のモート予測

強気

高付加価値製品への注力と海外展開の加速により、売上高・利益ともに堅調な成長を遂げる。生産効率の向上も寄与し、収益性は改善傾向を維持する。

中立

緩やかな市場成長と、原材料価格の変動に影響を受けつつも、安定した収益基盤を維持する。一部の海外市場でのシェア拡大が見込まれる。

弱気

原材料価格の高騰や、新興国メーカーとの競争激化により、収益性が悪化する。主要顧客産業の不振も重なり、業績は低迷するリスクがある。

直近の適時開示

同業他社

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