ヤマックス(5285)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 148 | 5 | 2 | 6 | 5.3 | 21.2 | 5.0 | 29.4 |
| FY2018 | 153 | 5 | 4 | 7 | 8.6 | 373.8 | 50.0 | 31.4 |
| FY2019 | 169 | 5 | 3 | 9 | 7.6 | 350.2 | 60.0 | 32.4 |
| FY2020 | 163 | 4 | 2 | 7 | 4.9 | 230.7 | 60.0 | 35.1 |
| FY2021 | 186 | 6 | 4 | 9 | 8.8 | 90.8 | 20.0 | 36.0 |
| FY2022 | 158 | 5 | 4 | -1 | 6.9 | 75.9 | 20.0 | 39.8 |
| FY2023 | 180 | 8 | 5 | -1 | 9.4 | 56.2 | 16.0 | 38.2 |
| FY2024 | 208 | 18 | 13 | 9 | 18.6 | 134.7 | 40.0 | 37.6 |
| FY2025 | 235 | 27 | 20 | 8 | 22.8 | 203.6 | 58.0 | 48.1 |
| FY2026 | 261 | 29 | 21 | 3 | 20.4 | 213.7 | 66.0 | 60.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
ヤマックスの事業内容(ガラス・土石製品)において、強力なブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPといった無形資産の存在を示す具体的な情報は確認できませんでした。同社のウェブサイトや公開情報からは、そのような優位性を裏付ける要素は見当たりません。
ガラス・土石製品の製造・販売において、顧客が他のサプライヤーに切り替える際の直接的な金銭的・時間的コストは限定的と考えられます。ただし、長年の取引による信頼関係や、特定の製品仕様への適合性など、わずかなスイッチングコストが存在する可能性は否定できません。
ヤマックスの事業は、顧客数が増えることで製品やサービスの価値が向上するネットワーク効果を生み出す性質のものではありません。BtoB取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスのような構造は見られません。
ガラス・土石製品業界は一般的に設備投資が大きく、規模の経済が働きやすい傾向があります。ヤマックスが長年の事業継続で培ってきた生産ノウハウや、特定の地域における原料調達の効率性など、限定的なコスト優位性を持つ可能性はありますが、明確な優位性を示す情報は不足しています。
ガラス・土石製品業界は、特定の地域や用途において寡占化が進んでいる場合があります。ヤマックスが特定の製品分野や地域市場で一定のシェアを確保している可能性はありますが、業界全体を代表するような圧倒的な効率規模の優位性を持つとまでは言えません。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定のニッチ市場における需要の安定的な増加
生産効率の改善によるコスト競争力の向上
新規用途開発や技術革新による製品ラインナップの拡充
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客の業績悪化や需要減少
原材料価格の高騰や供給不安
競合他社による低価格攻勢や技術革新
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ヤマックスへの投資が失敗するには、同社が保有する可能性のある限定的なコスト優位性や地域的なシェアが、急速に陳腐化することが必要です。例えば、競合他社がより革新的な生産技術を導入し、大幅なコスト削減を実現した場合、ヤマックスの価格競争力は失われます。また、主要な顧客層の需要が構造的に縮小し、代替需要が見込めない状況も考えられます。さらに、環境規制の強化などにより、既存の生産設備やプロセスが維持できなくなり、大規模な設備投資を迫られるものの、それが収益に結びつかないシナリオも考えられます。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な収益性が損なわれる可能性があります。
5年後のモート予測
限定的ながらも安定した需要が見込めるニッチ市場でのシェア維持・拡大。生産効率の改善により、緩やかな収益性向上が期待される。
既存事業の安定性を維持しつつ、市場環境の変化に合わせた緩やかな成長を目指す。大きな飛躍は見込めないが、堅実な経営を継続する。
主要顧客の需要減少や原材料価格の高騰により、収益性が悪化。市場シェアの維持も困難になるリスクがある。