ラクオリア創薬(4579)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 7 | -8 | -7 | -11 | -19.2 | -38.8 | 0.0 | 93.9 |
| FY2017 | 14 | -2 | -1 | 2 | -1.2 | -3.0 | 0.0 | 96.2 |
| FY2018 | 7 | -11 | -11 | -8 | -28.6 | -54.2 | 0.0 | 94.9 |
| FY2019 | 17 | -0 | 0 | -3 | 0.1 | 0.3 | 0.0 | 95.3 |
| FY2020 | 11 | -5 | -6 | -1 | -15.1 | -29.0 | 0.0 | 94.1 |
| FY2021 | 28 | 7 | 8 | 1 | 15.8 | 36.1 | 0.0 | 91.3 |
| FY2022 | 29 | 9 | 7 | 14 | 13.2 | 34.5 | 0.0 | 87.7 |
| FY2023 | 19 | -3 | -3 | -9 | -5.3 | -15.0 | 0.0 | 88.7 |
| FY2024 | 31 | -2 | -5 | -35 | -8.9 | -22.9 | 0.0 | 57.4 |
| FY2025 | 40 | 5 | 3 | -2 | 4.0 | 11.5 | 0.0 | 65.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:2/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
ラクオリア創薬は、医薬品の研究開発における独自の創薬プラットフォームと、複数のパイプラインを保有している。特に、中枢神経系疾患領域における新規化合物の創出能力は、将来的な特許取得やライセンスアウトの可能性を示唆するが、現時点では具体的な大型ライセンス契約や大型特許の収益化には至っていない。
医薬品の研究開発段階の企業であり、現時点では顧客との間に直接的なスイッチング・コストが発生する事業モデルではない。製薬企業との提携は存在するが、これは事業提携であり、顧客が乗り換えることによる直接的な損失は想定されない。
事業内容は医薬品の研究開発であり、ユーザーが増えることでサービスの価値が増大するようなネットワーク効果は発生しない。研究開発の成果は個別のプロジェクトに依存する。
医薬品の研究開発は、高度な専門知識と設備投資を要するが、ラクオリア創薬が他社と比較して構造的に低いコストで研究開発を行えるという優位性は見られない。むしろ、研究開発費は高額になる傾向がある。
医薬品の研究開発段階の企業であり、業界規模に対して最適な少数寡占を形成するような事業構造ではない。研究開発の成果は個別のパイプラインの成功に依存する。
競合との比較優位
強気シナリオ
中枢神経系疾患領域におけるパイプラインの臨床試験が順調に進捗し、大型ライセンス契約が締結される。
新規創薬技術の開発に成功し、特許網を強化することで、競合優位性を確立する。
複数のパイプラインが上市に至り、安定的な収益基盤を確立する。
弱気シナリオ(モート侵食)
主要パイプラインの臨床試験が失敗し、開発中止となる。
競合他社による類似技術の開発が進み、優位性が失われる。
資金調達が困難になり、研究開発活動が停滞する。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ラクオリア創薬への投資が失敗するには、まず同社が保有する創薬プラットフォームやパイプラインの価値が、市場の期待よりも大幅に低いことが真実でなければならない。具体的には、中枢神経系疾患領域における優位性が、競合他社のより優れた技術や、より早期の臨床開発成功によって覆されるシナリオが考えられる。また、ライセンスアウトの交渉が期待通りに進まず、製薬企業からの評価が低い、あるいは全く評価されない状況が続くことも、モートの崩壊につながる。さらに、研究開発の進捗が遅延したり、臨床試験で予期せぬ副作用が発見されたりすることで、パイプラインの価値が大きく毀損される可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用し、同社の長期的な競争優位性が失われることが、投資の失敗につながるだろう。
5年後のモート予測
主要パイプラインの臨床試験成功と大型ライセンス契約締結により、大幅な収益成長と株価上昇が期待される。
一部パイプラインの進捗と小規模なライセンス契約により、緩やかな成長が見込まれるが、収益化には時間を要する。
臨床試験の失敗や資金調達難により、研究開発が停滞し、株価は低迷する可能性が高い。