4577

ダイト(4577)に経済的な堀はあるか

医薬品 医薬品

株価

現在株価
1,321
2026-09-01
52週高値
1,281
52週安値
1,208
時価総額
367 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 364 36 26 -11 10.9 205.1 30.0 53.4
FY2017 380 38 27 21 10.3 212.3 33.0 55.5
FY2018 399 42 30 16 10.7 243.1 33.0 59.5
FY2019 411 45 35 30 11.2 280.7 38.0 66.2
FY2020 450 54 39 16 10.7 309.7 46.0 67.3
FY2021 487 59 42 -11 10.1 311.0 46.0 72.1
FY2022 435 66 47 -0 9.8 335.4 60.0 72.8
FY2023 451 52 36 -14 7.1 250.4 60.0 71.8
FY2024 469 39 33 -7 6.3 210.0 60.0 67.0
FY2025 506 26 19 -15 3.7 62.7 70.0 66.7

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●●○○
3/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:9/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中

無形資産1/5

ダイトはジェネリック医薬品メーカーであり、特定の強力なブランド力や特許による独占的IPは限定的。一部、自社開発の製剤技術や品質管理体制が競争力の源泉となりうるが、広範な無形資産としての強みは現時点では弱い。

スイッチングコスト2/5

医療機関や薬局は、ジェネリック医薬品の採用において、品質、供給安定性、価格を重視する。一度採用された製品でも、より優れた代替品が出現した場合や、価格競争が激化した場合に乗り換えが発生する可能性がある。しかし、長年の取引実績や信頼関係は一定のスイッチング・コストを生む。

ネットワーク効果0/5

ジェネリック医薬品の製造・販売事業には、直接的なネットワーク効果はほとんど見られない。製品の価値は個々の医薬品の品質と供給能力に依存する。

コスト優位3/5

ジェネリック医薬品メーカーとして、効率的な生産体制とスケールメリットによるコスト削減が競争力の源泉となる。特に、後発品参入における価格競争力は重要であり、製造コストの低減努力が継続的に行われていると考えられる。ただし、原薬調達コストの変動リスクは存在する。

規模の経済3/5

ジェネリック医薬品市場は競争が激しいが、一定の生産規模を持つことで、より多くの製品ラインナップをカバーし、効率的な供給網を構築できる。ダイトは国内市場において一定のシェアを確保しており、規模の経済による効率性を活かしていると考えられる。

競合との比較優位

強気シナリオ

ジェネリック医薬品の普及拡大による市場成長の恩恵を受ける。

効率的な生産体制とコスト競争力を維持・強化し、価格優位性を保つ。

新薬メーカーからのライセンス取得や、後発品開発力強化により、製品ポートフォリオを拡充する。

弱気シナリオ(モート侵食)

ジェネリック医薬品市場における価格競争の激化により、収益性が圧迫される。

品質問題や供給遅延が発生し、医療機関や薬局からの信頼を失う。

新薬メーカーによるジェネリック参入障壁の強化や、後発品規制の変更により、事業環境が悪化する。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

ダイトの投資が失敗するには、ジェネリック医薬品市場の構造が根本的に変化する必要がある。例えば、政府によるジェネリック医薬品の使用抑制政策が強力に推進され、市場全体が縮小するシナリオ。あるいは、品質管理体制の不備が露呈し、大規模なリコールや販売停止に追い込まれることで、ブランドイメージと信頼が失墜し、スイッチング・コストを大きく上回る顧客離れが発生するケース。さらに、主要な原薬供給元が突如として供給停止に陥り、製造コストが急騰すると同時に、製品供給が滞ることで、コスト優位性と供給安定性の両方が失われる状況も考えられる。これらの複合的な要因が重なることで、現在の競争優位性が一気に崩壊する可能性がある。

5年後のモート予測

強気

ジェネリック医薬品市場の成長と、ダイトのコスト競争力・供給安定性の維持により、緩やかな売上・利益成長を続ける。新製品投入やM&Aによるポートフォリオ拡充も期待される。

中立

市場の平均的な成長率に沿った緩やかな成長を見込む。価格競争の激化は収益性を抑制する要因となるが、コスト管理努力で一定の利益を確保する。

弱気

価格競争の激化や品質問題による信頼失墜、規制変更などの逆風により、売上・利益ともに低迷または減益となるリスクがある。

直近の適時開示

同業他社

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