4534

持田製薬(4534)に経済的な堀はあるか

医薬品 医薬品

株価

現在株価
3,310
2026-09-01
52週高値
3,670
52週安値
3,325
時価総額
1,106 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2017 973 114 85 37 7.6 429.5 155.0 75.4
FY2018 1,068 117 90 29 7.5 454.6 170.0 77.2
FY2019 1,096 106 84 114 6.7 212.9 170.0 78.7
FY2020 1,018 88 46 76 3.8 117.6 80.0 76.6
FY2021 1,030 120 86 83 6.8 222.3 90.0 78.5
FY2022 1,102 144 106 55 8.2 277.4 90.0 78.9
FY2023 1,033 85 66 43 5.2 178.9 80.0 79.8
FY2024 1,029 58 45 -74 3.6 126.8 80.0 80.6
FY2025 1,052 81 57 267 4.3 160.4 80.0 81.6
FY2026 1,170 101 79 -242 5.6 223.0 80.0 76.8

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●○○○○
1/5

総合スコア:7/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

持田製薬は、独自の創薬技術と長年の研究開発で培われたパイプラインを持つ。特に、婦人科領域や骨粗鬆症治療薬におけるブランド力と専門性は、後発医薬品との差別化要因となっている。新規医薬品の上市には、臨床試験や薬事承認といった高い参入障壁が存在する。

スイッチングコスト2/5

医師や患者は、有効性や安全性が確立された既存の治療法から、新たな薬剤への切り替えに慎重になる傾向がある。しかし、新薬の有効性が明確であれば、スイッチングは起こりうる。特に、アンメットメディカルニーズに応える薬剤の場合は、スイッチングは促進される。

ネットワーク効果0/5

医薬品業界において、直接的なネットワーク効果は限定的である。製薬企業の価値は、製品の有効性、安全性、そして研究開発力に依存する。

コスト優位1/5

ジェネリック医薬品との価格競争は存在するが、新薬開発には巨額の研究開発費と製造コストがかかるため、コスト優位性を築くことは難しい。ただし、効率的な製造プロセスやサプライチェーン管理によるコスト削減努力は行われている。

規模の経済1/5

医薬品業界は、研究開発投資の規模や販売網の広さが重要となるが、持田製薬は大手製薬企業と比較すると規模は小さい。しかし、特定の疾患領域に特化することで、ニッチ市場での競争力を維持している。

競合との比較優位

強気シナリオ

主力製品のライフサイクル延長と新薬の上市成功

特定の疾患領域におけるパイプラインの進展と市場シェア拡大

M&Aや提携による事業領域の拡大

弱気シナリオ(モート侵食)

新薬開発の失敗や臨床試験の遅延

既存製品の特許切れやジェネリック医薬品の台頭による収益圧迫

規制当局による承認の遅延や却下

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

持田製薬の競争優位性が失われるシナリオは、まず、同社が長年培ってきた研究開発能力が陳腐化し、画期的な新薬を生み出せなくなることである。特に、アンメットメディカルニーズの高い領域で、競合他社がより優れた治療法を開発・上市した場合、持田製薬の既存製品の優位性は急速に失われる。また、医薬品開発における規制環境が劇的に変化し、開発コストが著しく増大したり、承認プロセスが極端に厳格化・長期化したりすることも、同社のパイプライン戦略を根底から覆す要因となりうる。さらに、グローバルな大手製薬企業が、持田製薬の得意とするニッチ市場に本格参入し、圧倒的な開発力と販売力で市場を席巻するような事態も、同社のモートを侵食する可能性がある。

5年後のモート予測

強気

主力製品の堅調な販売と、開発中の新薬の上市成功により、売上・利益ともに着実な成長を遂げる。特に、婦人科領域や骨粗鬆症領域でのシェア拡大が期待される。

中立

既存製品の売上は安定的に推移するものの、新薬開発の進捗や上市時期によっては、成長ペースが鈍化する可能性がある。研究開発費の負担も継続する。

弱気

新薬開発の遅延や失敗が相次ぎ、既存製品もジェネリック医薬品の攻勢により収益性が低下する。研究開発投資に見合う成果が得られず、業績が悪化するリスクがある。

直近の適時開示

同業他社

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