コンピューターマネージメント(4491)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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8年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2020 | 61 | 3 | 2 | 2 | 11.0 | 277.3 | 40.0 | 58.6 |
| FY2021 | 62 | 4 | 3 | 1 | 12.2 | 281.4 | 40.0 | 63.5 |
| FY2022 | 65 | 5 | 4 | 3 | 13.7 | 347.8 | 60.0 | 65.2 |
| FY2023 | 69 | 5 | 3 | 3 | 11.8 | 166.2 | 35.0 | 66.3 |
| FY2024 | 72 | 4 | 3 | 4 | 10.2 | 161.0 | 40.0 | 67.3 |
| FY2025 | 79 | 5 | 4 | 5 | 11.1 | 195.4 | 50.0 | 69.7 |
| FY2026 | 82 | 6 | 5 | 3 | 12.3 | 251.2 | 60.0 | 72.5 |
| FY2027 | — | — | — | — | — | — | 60.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
現時点では、コンピューターマネージメントが保有する特許、ブランド、規制ライセンス、独占的IPに関する具体的な情報は開示されておらず、無形資産による競争優位性は確認できません。
同社は、IT人材育成・派遣事業を展開しており、顧客企業は長期間にわたり育成された人材のスキルやノウハウに依存する傾向があります。人材の再教育や新たなベンダー選定にはコストと時間がかかるため、一定のスイッチング・コストが存在すると考えられます。
同社の事業モデルは、直接的なネットワーク効果を生み出すものではありません。プラットフォーム型サービスとは異なり、ユーザー数の増加がサービス価値を指数関数的に高める構造は見られません。
IT人材育成においては、効率的な研修プログラムの提供や講師の質がコストに影響しますが、構造的なコスト優位性を確立している証拠は現時点では乏しいです。競合他社との価格競争力に関する具体的な情報は限定的です。
IT人材派遣市場は成長していますが、同社が業界規模に対して最適な少数寡占を形成しているとは断定できません。大手人材派遣会社やITコンサルティングファームとの競争環境を考慮すると、規模の経済による明確な優位性はまだ限定的です。
競合との比較優位
強気シナリオ
DX推進によるIT人材需要の継続的な高まり
高度専門人材育成プログラムの強化による差別化
顧客との長期的な関係構築による安定収益の確保
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格人材派遣の台頭
技術革新による人材スキルの陳腐化リスク
景気後退によるIT投資の抑制
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
コンピューターマネージメントの投資が失敗するには、IT人材育成・派遣市場の成長性が鈍化し、同社が提供するスキルセットが急速に時代遅れとなるシナリオが考えられます。また、競合他社がより低コストで同等以上のスキルを持つ人材を供給できるようになり、顧客が容易に乗り換え可能な状況が生まれることもリスクです。特に、AIや自動化技術の進化が、同社が育成する人材の需要を代替する可能性も否定できません。さらに、同社が人材育成における独自性や質の高さを維持できず、価格競争に巻き込まれる状況が続けば、収益性が悪化し、競争優位性が失われるでしょう。
5年後のモート予測
DX需要の拡大と専門人材育成の強化により、高付加価値サービスへのシフトが進み、収益性が向上する。
IT人材需要は堅調に推移するものの、競争激化により緩やかな成長にとどまる。
景気後退や技術革新の遅れにより、人材需要が減少し、価格競争が激化し、収益性が低下する。