広栄化学(4367)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 173 | 14 | 11 | -4 | 7.8 | 46.4 | 10.0 | 60.4 |
| FY2018 | 181 | 15 | 54 | 51 | 28.0 | 1,112.5 | — | 66.0 |
| FY2019 | 183 | 12 | 10 | -17 | 4.8 | 196.5 | 60.0 | 68.7 |
| FY2020 | 185 | 19 | 16 | -15 | 7.5 | 320.6 | 80.0 | 70.5 |
| FY2021 | 176 | 15 | 19 | -20 | 8.4 | 378.5 | 100.0 | 68.8 |
| FY2022 | 173 | 5 | 9 | -16 | 4.3 | 192.3 | 100.0 | 63.2 |
| FY2023 | 186 | 8 | 7 | -51 | 3.1 | 141.2 | 100.0 | 56.4 |
| FY2024 | 194 | 4 | 3 | 20 | 1.4 | 61.3 | 100.0 | 55.5 |
| FY2025 | 200 | 6 | 3 | 31 | 1.3 | 59.0 | 100.0 | 61.4 |
| FY2026 | 170 | 4 | -51 | 10 | -31.9 | -1,049.9 | 80.0 | 53.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
公開情報からは、特許、ブランド力、規制ライセンスなどの具体的な無形資産に関する情報は確認できませんでした。化学品事業は一般的に技術開発が重要ですが、その優位性を裏付ける情報は乏しいです。
化学品は顧客の製造プロセスに組み込まれることが多く、仕様変更にはコストや時間がかかる可能性があります。しかし、広栄化学の製品群や顧客基盤に関する詳細情報が不足しており、スイッチング・コストの強さを判断するには情報が限定的です。
化学品事業において、ネットワーク効果が競争優位の源泉となるケースは稀です。広栄化学の事業内容からは、ネットワーク効果が働くようなプラットフォームビジネスやコミュニティ形成は見られません。
化学品製造は規模の経済が働きやすい産業ですが、広栄化学の具体的なコスト構造や生産効率に関する詳細な情報は公開されていません。同業他社と比較した際のコスト優位性を明確に示すデータはありません。
化学品業界は一般的に規模の経済が働く可能性がありますが、広栄化学の市場シェアや業界内での位置づけに関する具体的なデータが不足しています。業界全体で見ると、広栄化学が突出した規模の優位性を持っているとは断定できません。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定のニッチ市場における高いシェア獲得
新規高機能化学品の開発成功による収益性向上
M&Aによる事業規模拡大とシナジー創出
弱気シナリオ(モート侵食)
原材料価格の高騰による収益圧迫
競合他社の技術革新による価格競争の激化
環境規制強化への対応コスト増加
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
広栄化学の投資が失敗するシナリオは、同社が競争優位性を全く持たない、あるいは失っていく場合である。具体的には、競合他社がより低コストで高品質な製品を開発・提供し始め、広栄化学の製品が陳腐化するか、価格競争に巻き込まれる状況が考えられる。また、主要顧客の離反や、新規参入企業による破壊的な技術革新によって、既存の市場シェアが急速に失われる可能性もある。さらに、環境規制の強化やサプライチェーンの混乱など、外部要因への対応が遅れ、事業継続が困難になることも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性と成長性が著しく低下すれば、投資は失敗に終わるだろう。
5年後のモート予測
新規高機能製品の開発やM&Aによる事業拡大が成功し、ニッチ市場での優位性を確立。売上・利益ともに堅調に成長する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。原材料価格や市況の影響を受けながらも、一定の収益性を確保する。
価格競争の激化や原材料高騰により収益性が悪化。市場シェアの維持も困難となり、業績は低迷する。