4324

電通グループ(4324)に経済的な堀はあるか

サービス業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
3,726
2026-09-01
52週高値
3,195
52週安値
2,982
時価総額
8,779 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 8,384 1,377 835 -126 8.5 292.9 85.0 29.6
FY2017 9,288 1,374 1,055 560 9.2 373.1 90.0 30.7
FY2018 10,185 1,116 903 717 8.1 320.4 90.0 28.8
FY2019 10,479 -34 -809 39 -7.7 -287.9 95.0 25.7
FY2020 9,392 -1,406 -1,596 2,253 -19.5 -571.2 71.3 22.4
FY2021 10,856 2,418 1,084 4,019 11.9 388.8 117.5 22.7
FY2022 12,439 1,176 598 566 6.3 223.3 155.3 23.5
FY2023 13,046 453 -107 -710 -1.2 -40.5 139.5 23.2
FY2024 14,110 -1,250 -1,922 291 -25.0 -734.6 139.5 19.9
FY2025 14,352 -2,892 -3,276 1,151 -73.1 -1,262.0 0.0 11.7

バフェット流モート診断

無形資産
●●●●○
4/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
●●●○○
3/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:15/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産4/5

電通グループは、強力なブランド力、長年にわたる顧客との信頼関係、そしてグローバルなネットワークを無形資産として有する。特に、クリエイティブアワードでの受賞歴や、主要な国際イベント(オリンピック等)での広告・マーケティング実績は、そのブランド価値と専門性を示唆している。IP(知的財産)の創出・活用も進めている。

スイッチングコスト3/5

大手クライアントとの長期契約や、電通グループが提供する統合的なマーケティングソリューション(戦略立案から実行、効果測定まで)は、クライアントにとって乗り換えコストが高いことを示唆する。特に、ブランドイメージ構築や大規模キャンペーンにおいては、実績と信頼が重視されるため、スイッチング・コストは一定程度存在する。

ネットワーク効果3/5

電通グループは、世界中に広がる広告代理店ネットワーク、メディア企業との強固な関係、そして多様なパートナーシップを有している。このグローバルネットワークは、クライアントの国際的なマーケティング展開を支援する上で不可欠であり、新規クライアント獲得や既存クライアントへのサービス拡充に繋がる可能性がある。

コスト優位1/5

広告・マーケティング業界は、一般的に労働集約的な側面が強く、電通グループも例外ではない。大規模な組織運営やグローバル展開に伴う固定費は大きい。他社と比較して、構造的なコスト優位性を確立している明確な証拠は少ない。

規模の経済4/5

電通グループは、売上高、従業員数、グローバル拠点数において、世界の広告・マーケティング業界でトップクラスの規模を誇る。この規模は、大規模なキャンペーンの実行能力、メディアバイイングにおける交渉力、そして多様なサービス提供能力に繋がり、効率的な事業運営を可能にしている。業界内での寡占的な地位を築いている。

競合との比較優位

強気シナリオ

デジタルマーケティング分野でのさらなる成長と収益性向上

グローバルネットワークを活用した新規事業・サービス開発の成功

M&Aによる事業ポートフォリオの強化とシナジー創出

弱気シナリオ(モート侵食)

デジタル広告市場の競争激化と収益性の低下

クライアント企業の広告予算削減や内製化の進展

グローバル経済の減速や地政学的リスクによる事業への影響

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

電通グループの持続的競争優位性が失われるシナリオは、まず、その強力なブランド力と長年培ってきた顧客との信頼関係が、急速に陳腐化する状況が考えられる。例えば、デジタルネイティブな競合企業が、より革新的で効果的なマーケティング手法を次々と生み出し、クライアントの評価軸を根本から変えてしまう場合である。また、グローバルネットワークの価値が低下し、各地域でのローカルエージェンシーの重要性が増すことで、電通グループの統合的なサービス提供能力が相対的に低下する可能性もある。さらに、データプライバシー規制の強化や、AIによる広告クリエイティブ生成・最適化技術の急速な進化が、従来の人的リソースやクリエイティビティ中心のビジネスモデルを根底から覆し、スイッチング・コストを低下させることも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、電通グループが市場でのリーダーシップを維持できなくなることが、投資の失敗に繋がるだろう。

5年後のモート予測

強気

デジタル化とグローバル展開を加速させ、データ活用とテクノロジーを駆使した高付加価値サービスで市場シェアを拡大。M&Aも活用し、持続的な成長軌道を描く。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、デジタル分野での成長を取り込む。業界平均並みの成長率を達成し、安定した収益基盤を維持する。

弱気

デジタル広告市場の競争激化やクライアントの予算削減により、収益性が悪化。グローバル事業も減速し、成長が鈍化するリスクに直面する。

直近の適時開示

同業他社

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