森六(4249)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2018 | 1,822 | 94 | 68 | 66 | 10.2 | 446.0 | 90.0 | 48.9 |
| FY2019 | 1,896 | 87 | 61 | 112 | 9.1 | 369.4 | 94.0 | 51.8 |
| FY2020 | 1,708 | 55 | 35 | -68 | 5.3 | 212.9 | 94.0 | 53.3 |
| FY2021 | 1,555 | 57 | 4 | 44 | 0.5 | 22.7 | 50.0 | 51.8 |
| FY2022 | 1,288 | 28 | 43 | 23 | 5.9 | 258.9 | 94.0 | 51.6 |
| FY2023 | 1,420 | 13 | 13 | 42 | 1.9 | 86.3 | 100.0 | 52.6 |
| FY2024 | 1,456 | 57 | 30 | 81 | 4.0 | 201.0 | 100.0 | 53.4 |
| FY2025 | 1,462 | 41 | -78 | 56 | -12.0 | -532.4 | 105.0 | 51.1 |
| FY2026 | 1,339 | 46 | 24 | 2 | 3.6 | 170.8 | 115.0 | 53.5 |
| FY2027 | — | — | — | — | — | — | 125.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
森六(4249)の財務サマリデータが未収録であり、ブランド力、特許、規制ライセンス、IPに関する具体的な情報が入手困難なため、無形資産による競争優位性は現時点では評価できません。
化学品、特に工業用接着剤やシーラントは、顧客の製造プロセスに組み込まれている場合、切り替えにはコストやリスクが伴う可能性があります。しかし、具体的な顧客基盤や製品の特殊性に関する情報が不足しており、スイッチング・コストの強さは限定的と考えられます。
森六の事業内容(化学品、特に接着剤、シーラント、合成樹脂等)において、ネットワーク効果が競争優位性として働く要素は見当たりません。製品の利用者が増えることで価値が増加するようなプラットフォームビジネスではありません。
化学品製造においては、規模の経済や効率的な生産プロセスがコスト競争力に寄与する可能性があります。しかし、森六の具体的な生産効率や原料調達におけるコスト優位性を示すデータがなく、現時点での評価は限定的です。
化学品業界は一般的に規模の経済が働く可能性がありますが、森六が市場においてどの程度のシェアを持ち、効率的な規模を享受しているかについての具体的な情報が不足しています。業界内での寡占度や生産能力に関する詳細な分析が必要です。
競合との比較優位
強気シナリオ
高機能・特殊化学品分野での技術革新とニッチ市場でのシェア拡大
M&Aによる事業ポートフォリオ強化とシナジー創出
環境規制強化に伴う、サステナブルな製品開発による需要増
弱気シナリオ(モート侵食)
汎用化学品市場での価格競争激化と収益性低下
主要顧客の業績悪化や代替技術の台頭による需要減少
原材料価格の高騰によるコスト増と利益圧迫
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
森六への投資が失敗するには、同社が持つ可能性のあるニッチ市場での技術的優位性が、競合他社のより優れた技術開発や低コスト生産能力によって陳腐化することが必要です。また、主要顧客が代替材料やサプライヤーへ容易に移行できる状況が生まれ、森六の製品の必要性が低下することも考えられます。さらに、グローバルなサプライチェーンの混乱や、環境規制への対応遅れが、同社のコスト競争力や市場アクセスを著しく損なうシナリオも考えられます。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益基盤を侵食していくことが、投資失敗の道筋となるでしょう。
5年後のモート予測
高付加価値製品へのシフトと新規市場開拓により、売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。特に、環境対応型製品や特殊用途向け製品が成長を牽引する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。一部製品での価格競争や原材料価格の変動が収益性を圧迫する可能性はあるが、全体としては安定した業績を維持する。
市場全体の需要低迷や激しい価格競争により、売上・利益ともに減少する。新規参入や代替技術の台頭により、既存事業の競争力が低下するリスクがある。