ラキール(4074)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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6年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2021 | 58 | 5 | 3 | 1 | 11.3 | 45.9 | 0.0 | 51.4 |
| FY2022 | 69 | 8 | 5 | 9 | 14.3 | 61.3 | 0.0 | 56.2 |
| FY2023 | 77 | 8 | 5 | -4 | 14.1 | 70.6 | 0.0 | 59.4 |
| FY2024 | 80 | 6 | 4 | 6 | 10.1 | 48.4 | 0.0 | 59.6 |
| FY2025 | 77 | 4 | 3 | 0 | 7.6 | 40.6 | 0.0 | 61.5 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 0.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
ラキールは、特定の技術やブランド力に依存する無形資産による競争優位性は現時点では確認できません。公開情報からは、特許や独自のIPに関する具体的な強みは読み取れません。
ラキールは、主にエンタープライズ向けにITサービスを提供しており、顧客の基幹システムに関わる場合、システム導入・移行に伴うコストや手間から、一定のスイッチング・コストが発生する可能性があります。しかし、その度合いは限定的と考えられます。
ラキールの事業モデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生み出す構造ではありません。個々の顧客との個別契約に基づくサービス提供が中心です。
情報通信業におけるコスト優位性は、規模の経済や効率的なオペレーションに依存しますが、ラキールに関する公開情報からは、構造的なコスト優位性を示す具体的な証拠は確認できません。競合と比較して圧倒的に安価なサービス提供をしているわけではありません。
ラキールは特定のニッチ市場に特化している可能性もありますが、業界全体における規模の経済や、寡占的な市場シェアを確立している状況は確認できません。市場におけるプレゼンスはまだ限定的と考えられます。
競合との比較優位
強気シナリオ
DX推進の流れに乗った新規顧客獲得の加速
既存顧客における追加サービス提供によるARPU向上
特定技術領域での専門性強化による高付加価値化
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格攻勢や技術革新への対応遅れ
主要顧客の業績悪化やIT投資抑制による需要減退
優秀な人材の獲得・維持競争の激化によるコスト増
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ラキールの投資が失敗するには、まずDX推進というマクロトレンドが失速し、企業がIT投資を大幅に削減する必要に迫られる状況が考えられます。また、同社が強みとする特定の技術領域において、競合他社がより革新的なソリューションを、より低コストで提供できるようになることもリスクです。さらに、顧客企業がITベンダーの乗り換えに対する抵抗感を失い、価格競争が激化することで、ラキールの収益性が著しく悪化するシナリオも考えられます。優秀なエンジニアの流出が止まらず、開発力やサービス品質が低下することも、競争優位性を失わせる要因となり得ます。
5年後のモート予測
DX需要の拡大と自社技術の優位性により、新規顧客獲得と既存顧客からの売上増加が続く。高付加価値サービスへのシフトが進み、収益性が向上する。
堅調なDX需要を背景に、緩やかな成長を維持。競合との差別化を図りながら、安定的な収益基盤を確保する。
景気後退や技術革新の遅れにより、需要が低迷。価格競争の激化や人材流出により、収益性が悪化する。
直近の適時開示
- 2025-12-31 有価証券報告書
- 2024-12-31 有価証券報告書
- 2023-12-31 有価証券報告書
- 2022-12-31 有価証券報告書
- 2021-12-31 有価証券報告書
- 2026-09-01 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-08-18 臨時報告書
- 2026-08-03 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)