オープンドア(3926)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 30 | 10 | 6 | 4 | 18.9 | 61.6 | 0.0 | 82.6 |
| FY2018 | 40 | 12 | 8 | 6 | 18.3 | 24.4 | 0.0 | 83.1 |
| FY2019 | 50 | 17 | 11 | 11 | 21.1 | 35.5 | 0.0 | 82.4 |
| FY2020 | 49 | 15 | 9 | 9 | 15.1 | 29.9 | 0.0 | 90.8 |
| FY2021 | 11 | -8 | -7 | -27 | -10.5 | -21.0 | 0.0 | 92.7 |
| FY2022 | 12 | -7 | -5 | 1 | -10.7 | -17.6 | 0.0 | 94.6 |
| FY2023 | 21 | -1 | -0 | -0 | -0.8 | -1.4 | 0.0 | 88.3 |
| FY2024 | 26 | -2 | -2 | -4 | -3.3 | -5.5 | 0.0 | 90.0 |
| FY2025 | 24 | -1 | -1 | -4 | -2.8 | -3.9 | 0.0 | 90.1 |
| FY2026 | 25 | -0 | -11 | -1 | -32.5 | -36.5 | 0.0 | 85.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:2/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
財務サマリに時系列データが未収録であり、ブランド力や特許、規制ライセンス等に関する具体的な情報が不足しているため、無形資産による競争優位性は現時点では評価できない。
不動産流通プラットフォーム「楽待」を提供しており、一度登録した大家や不動産業者は、物件情報や顧客データを移行する手間を考慮すると、他社プラットフォームへの乗り換えには一定のスイッチングコストが発生する可能性がある。
プラットフォームの利用者は大家と不動産業者であり、現時点ではユーザー数の増加がプラットフォームの価値を直接的に高めるような強いネットワーク効果は確認できない。
不動産情報サイト運営事業であり、他社と比較して構造的に低いコストでサービスを提供できるような優位性は見られない。広告宣伝費やシステム開発費が収益を圧迫する可能性がある。
不動産情報サイト運営において、一定の利用者数と物件数を抱えていることから、小規模な競合と比較してある程度の規模の経済性は存在する可能性があるが、業界全体で見ると寡占化は進んでいない。
競合との比較優位
強気シナリオ
不動産テック市場の拡大に伴うプラットフォーム利用者の増加
データ分析機能の強化による付加価値向上と顧客定着率の上昇
新規サービス開発による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格戦略や機能強化による顧客流出
不動産市場の低迷によるプラットフォーム利用者の減少
規制強化や法改正による事業への影響
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、オープンドアのプラットフォームが、競合他社のより革新的なサービスや、より低コストで提供される類似サービスに取って代わられる必要がある。具体的には、大家や不動産業者が、オープンドアの「楽待」に固執する理由(データ移行の手間、慣れ親しんだインターフェース、特定の機能への依存など)が、競合サービスの利便性やコストメリットによって凌駕される状況が考えられる。また、不動産市場全体の構造的な変化や、新たなテクノロジーの登場により、現在のビジネスモデルそのものが陳腐化する可能性も否定できない。さらに、プラットフォームの成長を支えるネットワーク効果や無形資産が競合に比べて弱く、規模の経済性も限定的であるため、一度劣勢に立たされると、その差を挽回することが極めて困難になるシナリオも考えられる。
5年後のモート予測
不動産テック市場の成長を取り込み、プラットフォームの利用拡大とサービス強化により、収益は着実に成長する。新規事業も軌道に乗り、収益基盤はさらに強固になる。
不動産市場の動向に左右されつつも、既存プラットフォームの維持と緩やかなサービス改善により、安定した収益を確保する。競合との競争は続く。
不動産市場の低迷や競合の攻勢により、プラットフォームの利用者数・物件数が減少し、収益は悪化する。新規事業も期待通りの成果を上げられない。