ダブルスタンダード(3925)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 14 | 4 | 3 | 2 | 25.2 | 84.6 | 33.0 | 66.2 |
| FY2018 | 20 | 6 | 3 | 1 | 25.5 | 48.5 | 40.0 | 78.8 |
| FY2019 | 28 | 9 | 6 | 8 | 34.0 | 87.1 | 24.0 | 79.3 |
| FY2020 | 37 | 11 | 7 | 6 | 32.3 | 110.8 | 40.0 | 78.9 |
| FY2021 | 44 | 11 | 7 | 8 | 26.9 | 110.1 | 55.0 | 80.2 |
| FY2022 | 71 | 18 | 11 | 9 | 30.6 | 79.7 | 40.0 | 79.3 |
| FY2023 | 69 | 21 | 16 | 16 | 34.8 | 119.7 | 50.0 | 81.4 |
| FY2024 | 71 | 23 | 17 | 11 | 29.7 | 122.0 | 55.0 | 82.8 |
| FY2025 | 80 | 26 | 18 | 19 | 27.9 | 131.9 | 60.0 | 84.8 |
| FY2026 | 70 | 17 | 11 | 8 | 16.6 | 82.0 | 70.0 | 90.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
財務サマリに時系列データが未収録であり、ブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPに関する公開情報が不足しているため、無形資産による競争優位性は現時点では評価できない。
同社は、主にクラウド型人事管理システム「カオナビ」を提供。導入企業は人事データの一元管理、タレントマネジメントの効率化といったメリットを享受するが、システム移行に伴うコストや運用変更の手間から、一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。
カオナビの利用企業が増加することで、人事担当者間の情報交換やベストプラクティスの共有が促進される可能性はゼロではないが、現時点では顕著なネットワーク効果は見られない。
クラウド型SaaSビジネスであり、初期投資や継続的な開発投資が必要となるため、構造的なコスト優位性を築いているとは考えにくい。競合他社との価格競争力に関する情報も乏しい。
人事管理システム市場は成長しているものの、多数のプレイヤーが存在する競争環境にある。同社の市場シェアや規模に関する詳細なデータは不足しており、効率規模による優位性は限定的と推測される。
競合との比較優位
強気シナリオ
カオナビの導入社数増加と顧客単価の上昇
タレントマネジメント市場の拡大
SaaSビジネスモデルによる継続的な収益成長
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社の低価格戦略や高機能製品の登場
顧客企業のIT投資抑制
システム移行の容易化によるスイッチング・コストの低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、同社が提供する「カオナビ」の差別化要因が失われ、競合他社がより低価格で同等以上の機能を提供するようになる必要がある。また、企業のIT投資が鈍化し、人事管理システムへの投資が後回しにされる状況も考えられる。さらに、クラウドサービス移行のハードルが劇的に下がり、企業が容易にシステムを乗り換えられるようになれば、スイッチング・コストという同社の競争優位性は崩壊するだろう。特に、AI技術の進化により、既存システムとの連携が容易になったり、より汎用的なツールで代替可能になったりするシナリオも想定される。
5年後のモート予測
カオナビの継続的な機能強化と導入社数拡大により、市場シェアを伸ばし、売上高・利益ともに着実な成長を遂げる。
タレントマネジメント市場の成長と共に、同社も堅調に成長を続けるが、競合との競争激化により成長率は緩やかに推移する。
競合の台頭や技術革新への対応遅れにより、市場シェアを失い、成長が鈍化または停滞する。