ネオジャパン(3921)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 21 | 4 | 3 | 2 | 10.5 | 82.6 | 8.5 | 75.9 |
| FY2018 | 23 | 4 | 3 | 2 | 10.4 | 22.1 | 5.5 | 76.3 |
| FY2019 | 27 | 5 | 4 | 1 | 11.1 | 25.8 | 6.0 | 75.5 |
| FY2020 | — | — | — | — | — | — | 7.5 | — |
| FY2021 | 53 | 9 | 7 | 8 | 15.3 | 45.6 | 11.0 | 65.6 |
| FY2022 | 59 | 12 | 9 | 8 | 16.8 | 58.2 | 14.0 | 70.7 |
| FY2023 | 60 | 12 | 8 | 10 | 14.2 | 54.5 | 20.0 | 71.2 |
| FY2024 | 66 | 13 | 10 | 7 | 15.1 | 64.4 | 23.0 | 73.4 |
| FY2025 | 73 | 20 | 14 | 16 | 22.4 | 100.4 | 40.0 | 68.3 |
| FY2026 | 82 | 25 | 18 | 17 | 24.2 | 129.2 | 52.0 | 69.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
「Desknet's NEO」というグループウェア製品は一定のブランド認知度を持つが、特許や独占的IPによる強固な保護は限定的。競合製品も多く、差別化要因は主に機能性と価格帯にある。
グループウェアは導入後の運用負荷やデータ移行のコストから、一定のスイッチング・コストが存在する。しかし、クラウド型サービスが増え、乗り換え障壁は低下傾向にある。
製品単体でのネットワーク効果は限定的。ユーザー数が増加しても、製品自体の価値が指数関数的に向上するような構造は見られない。
SaaS型での提供により、初期導入コストを抑えることは可能だが、競合他社も同様のビジネスモデルを採用しており、構造的なコスト優位性は確立されていない。
国内グループウェア市場において一定のシェアを持つが、市場全体は多数のプレイヤーが存在する競争環境であり、寡占化された効率規模の優位性は見られない。
競合との比較優位
強気シナリオ
クラウドシフトの加速によるSaaS型グループウェアの需要拡大
「Desknet's NEO」の機能拡充とUI/UX改善による顧客満足度向上
DX推進の流れにおける企業内コミュニケーションツールとしての採用増加
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格攻勢や高機能製品の投入
クラウドサービスのセキュリティ懸念による導入企業の慎重姿勢
リモートワーク普及に伴う新たなコラボレーションツールの台頭
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ネオジャパンの投資が失敗するには、同社が提供するグループウェア「Desknet's NEO」の優位性が、競合他社の製品に対して急速に失われる必要がある。具体的には、競合がより低価格で同等以上の機能を提供する、あるいは、市場のニーズを捉えた革新的なコラボレーションツールが登場し、既存のグループウェアの必要性が低下するといったシナリオが考えられる。また、クラウドセキュリティへの懸念が払拭されず、企業のIT投資がオンプレミス型や他のソリューションにシフトすることも、ネオジャパンの成長を阻害する要因となり得る。さらに、同社が技術革新や市場の変化に追随できず、製品開発が停滞することも、競争力の低下に直結するだろう。
5年後のモート予測
クラウド型グループウェア市場の成長を取り込み、Desknet's NEOの機能強化と顧客基盤拡大により、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。
市場の競争激化と技術変化に対応しながら、既存顧客の維持と新規顧客獲得により、現状維持に近い安定した業績を維持する。
競合製品の台頭や市場ニーズの変化に対応できず、顧客離れが進み、売上・利益ともに減少傾向に陥る。