3635

コーエーテクモホールディングス(3635)に経済的な堀はあるか

情報・通信業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
1,738
2026-09-01
時価総額
4,934 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 383 111 109 48 11.0 103.3 88.8
FY2016 370 88 116 60 10.9 110.5 89.0
FY2017 389 117 130 4 11.2 123.2 56.0 89.6
FY2018 390 121 137 81 11.5 108.0 62.0 92.0
FY2019 426 141 153 -7 12.5 120.9 55.0 82.5
FY2020 604 244 296 174 17.9 178.7 61.0 86.4
FY2021 728 345 354 117 25.6 214.6 117.0 62.6
FY2022 784 391 309 83 21.7 98.2 108.0 67.4
FY2023 846 285 338 117 19.3 107.1 50.0 71.1
FY2024 832 321 376 753 19.9 119.1 54.0 89.9

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
○○○○○
0/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:7/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

「信長の野望」「三國志」「DOA」など、長年にわたり蓄積された強力なIP(知的財産)を複数保有。これらのIPは新規タイトルの開発や既存IPの展開(アニメ、映画化等)の基盤となり、他社が容易に模倣できないブランド価値を生み出している。特に歴史・シミュレーションゲーム分野でのブランド力は高い。

スイッチングコスト2/5

一部のコアファンは特定のシリーズタイトルに強い愛着を持つが、ゲームプラットフォームの普及や他社による類似ジャンルのゲーム開発により、スイッチング・コストは限定的。新規ユーザー獲得には、ゲームの面白さやプロモーションが重要となる。

ネットワーク効果0/5

オンラインマルチプレイ機能を持つゲームもあるが、プラットフォーム全体としてのネットワーク効果は限定的。ユーザー数の増加が直接的にゲーム体験の価値を向上させる構造ではない。

コスト優位0/5

ゲーム開発には多額の人件費やマーケティング費用がかかるため、構造的なコスト優位性は見られない。開発効率の向上は図られているものの、競合他社も同様の取り組みを行っている。

規模の経済2/5

家庭用ゲーム機向けパッケージ販売、PCゲーム、スマートフォンゲームと多角的なプラットフォーム展開を行っており、一定の規模を持つ。しかし、業界全体で見ると、任天堂やソニーなどのプラットフォーマー、あるいはグローバルな大手パブリッシャーと比較すると、規模の優位性は限定的。

競合との比較優位

強気シナリオ

既存IPの継続的な活用と新規IP創出による収益源の多様化

海外市場でのIP展開強化による成長

eスポーツやメタバースといった新たなゲーム市場への適応

弱気シナリオ(モート侵食)

ヒット作の創出ペース鈍化によるIP価値の低下

ゲーム市場の競争激化とプラットフォーム依存リスク

開発コストの高騰と収益性の悪化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、同社が長年培ってきた強力なIPのブランド価値が急速に失われることが真実でなければならない。例えば、主要IPの新作が市場の期待に応えられず、ファン離れが加速する、あるいはIPの陳腐化が急速に進み、リメイクやスピンオフも通用しなくなる状況が考えられる。また、競合他社がより革新的なゲーム体験や、同社IPを凌駕するような魅力的な新規IPを次々と生み出し、市場シェアを奪われるシナリオも考えられる。さらに、ゲーム開発における技術革新(例:AIによる自動生成コンテンツ)が急速に進み、同社のようなIPビジネスモデルの優位性が相対的に低下することも、この投資の失敗要因となりうる。

5年後のモート予測

強気

既存IPのグローバル展開と新規IPの成功により、売上・利益ともに安定的な成長を続ける。特に海外市場でのIP活用が奏功し、収益性が向上する。

中立

主要IPの新作リリースと既存IPの継続的な展開により、堅調な業績を維持する。市場環境の変化に対応しつつ、安定的な収益基盤を保つ。

弱気

ヒット作の創出が困難になり、IPの魅力が低下。競争激化によりシェアを奪われ、業績が低迷する。開発コストの増加も重石となる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 4,934億
2. 健全な財務 自己資本比率 86.7%
3. 利益の安定性 11年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 10.3%
6. 適度なPER PER 11.5倍
7. 適度なPBR PBR 1.87倍

合格数:6/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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