テルマー湯ホールディングス(3521)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 12 | -4 | -5 | -11 | -14.5 | -5.7 | — | 56.4 |
| FY2016 | 18 | 1 | 0 | 4 | 0.7 | 0.3 | — | 59.0 |
| FY2017 | 19 | 2 | 2 | 6 | 4.7 | 3.9 | 0.0 | 67.5 |
| FY2018 | 17 | 2 | 2 | 6 | 4.7 | 4.1 | 0.0 | 72.9 |
| FY2019 | 17 | 3 | 2 | 4 | 4.5 | 4.1 | 0.0 | 74.7 |
| FY2020 | 6 | -2 | -2 | -1 | -4.3 | -3.7 | 0.0 | 68.7 |
| FY2021 | 8 | -1 | -0 | -1 | -0.5 | -0.5 | 0.0 | 75.1 |
| FY2022 | 14 | 0 | 1 | -8 | 1.1 | 1.0 | 0.0 | 75.8 |
| FY2023 | 19 | 2 | 1 | 4 | 2.0 | 3.6 | 0.0 | 78.7 |
| FY2024 | 20 | 3 | 2 | 5 | 3.9 | 7.2 | 0.0 | 80.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:3/25 主要モート:none 持続性:判定中
テルマー湯ホールディングスは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという公開情報は見当たらない。事業内容から、これらの無形資産による競争優位性は限定的と考えられる。
温浴施設利用者は、料金や立地、施設の魅力など他の要因で施設を選択するため、特定の施設への強いスイッチング・コストは発生しにくい。ただし、会員制度や回数券など、限定的な囲い込み策は存在する可能性がある。
温浴施設事業は、利用者数の増加が直接的にサービスの価値を高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。個々の顧客体験が中心であり、プラットフォーム型ビジネスのような効果は期待できない。
大規模な温浴施設運営には、水光熱費、人件費、設備投資など固定費が大きい。規模の経済によるコスト優位性は限定的であり、他社との明確なコスト構造の差を示す情報は少ない。効率的な運営努力は存在する。
温浴施設業界は、地域密着型や中小規模の事業者が多く、業界全体で見た場合に寡占化が進んでいるとは言えない。テルマー湯ホールディングスが業界規模に対して圧倒的なシェアを持つわけではない。
競合との比較優位
強気シナリオ
既存施設の顧客体験向上によるリピート率の維持・向上
新規顧客獲得のための効果的なマーケティング戦略の実行
コスト管理の徹底による収益性の維持・改善
弱気シナリオ(モート侵食)
競合施設の増加や魅力的な新規参入による顧客の奪い合い
光熱費の高騰や人件費の上昇による収益性の悪化
施設の老朽化や陳腐化による魅力の低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、温浴施設業界全体が構造的な需要減退に直面し、テルマー湯ホールディングスがその影響を特に大きく受けるシナリオが考えられる。例えば、健康志向の高まりや自宅でのリラクゼーション需要の増大により、温浴施設へのニーズが全体的に低下する可能性。また、競合他社がより革新的なサービスや低価格戦略を展開し、テルマー湯ホールディングスの顧客基盤を侵食するケース。さらに、施設の維持管理コストが収益を圧迫し、大規模な設備投資が困難になることで、施設の魅力が低下し、顧客離れが加速する状況も考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、企業の成長性が失われ、投資としての魅力が失われる。
5年後のモート予測
既存顧客の維持と新規顧客獲得が順調に進み、コスト管理も奏功すれば、緩やかな売上・利益成長が見込まれる。施設のリニューアルやイベント開催が成功すれば、更なる成長も期待できる。
現状維持に近い成長が続く。市場環境の変化に対応しつつ、既存事業の安定運営に注力する。大きな成長は見込めないが、安定した収益基盤を維持する。
競合激化やコスト上昇により、収益性が悪化する。顧客離れが進み、売上・利益ともに減少傾向となる。施設の老朽化対策が遅れると、更なる競争力低下を招く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 40億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 80.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 2年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 21.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.82倍 |
合格数:2/7 部分的合格