フェイスネットワーク(3489)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 139 | 12 | 7 | -5 | 21.2 | 175.5 | — | 26.2 |
| FY2018 | 142 | 10 | 6 | -15 | 16.7 | 128.1 | 30.0 | 27.5 |
| FY2019 | 171 | 10 | 5 | 14 | 13.0 | 110.1 | 30.0 | 31.8 |
| FY2020 | 188 | 11 | 6 | 29 | 12.6 | 117.5 | 30.0 | 36.8 |
| FY2021 | 170 | 18 | 10 | -15 | 18.8 | 208.7 | 32.0 | 32.7 |
| FY2022 | 210 | 25 | 16 | -16 | 23.2 | 160.8 | 37.0 | 33.4 |
| FY2023 | 223 | 21 | 9 | -46 | 12.7 | 95.6 | 84.0 | 27.9 |
| FY2024 | 299 | 45 | 28 | 39 | 28.4 | 280.4 | 45.0 | 32.5 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 98.5 | — |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 42.5 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
フェイスネットワークは、特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPに依存する事業モデルではない。不動産賃貸・管理業であり、無形資産による競争優位性は限定的と判断される。
賃貸物件の入居者にとっては、現在の住居からの引っ越しは手間や費用がかかるため、一定のスイッチング・コストが存在する。しかし、物件選択の自由度は高く、競合物件への乗り換えは比較的容易である。
フェイスネットワークの事業は、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。不動産賃貸・管理業におけるネットワーク効果は限定的である。
不動産管理・仲介業において、規模の経済によるコスト優位性は限定的である。特定の地域や物件タイプに特化することで効率化を図る可能性はあるが、構造的なコスト優位性は低い。
不動産賃貸・管理業は、一定の規模を持つことで効率化や仕入れ力向上に繋がる可能性がある。しかし、フェイスネットワークの規模が業界全体に対して最適化された少数寡占を形成するほどの競争優位性を持つかは不明瞭。
競合との比較優位
強気シナリオ
首都圏における賃貸需要の安定的な継続
管理物件の着実な増加と収益性の向上
新たな不動産関連サービスの展開による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
首都圏における不動産市況の悪化
競合他社による低価格戦略や物件獲得競争の激化
金利上昇による不動産投資への逆風
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
フェイスネットワークの投資が失敗するには、まず首都圏の賃貸市場が構造的に縮小し、空室率が大幅に上昇することが必要である。また、同社が強みとする管理物件の獲得競争において、競合他社がより魅力的な条件やサービスを提供し、顧客を奪っていく状況が継続することも考えられる。さらに、金利上昇や不動産規制の強化など、外部環境が不動産投資家や賃貸需要家にとって不利に働き、結果として同社の収益基盤を蝕むシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、同社の事業継続性や収益性を著しく損なう場合に、この投資は失敗するだろう。
5年後のモート予測
首都圏の安定した賃貸需要を背景に、管理物件数の着実な増加と高稼働率維持により、売上・利益ともに堅調な成長を続ける。
緩やかな賃貸需要の変動に対応しつつ、管理物件の質的向上や効率的な運営により、安定した収益基盤を維持する。
不動産市況の悪化や競合激化により、新規物件獲得が困難になり、既存物件の稼働率低下や賃料下落圧力に直面し、収益が圧迫される。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 68億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 32.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 9年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 10.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 2.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.70倍 |
合格数:3/7 部分的合格