ウィル(3241)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 49 | 7 | 4 | 5 | 20.3 | 38.7 | 12.5 | 51.0 |
| FY2017 | 52 | 6 | 4 | -4 | 16.9 | 36.6 | 13.0 | 49.4 |
| FY2018 | 61 | 5 | 3 | -14 | 12.5 | 29.0 | 13.5 | 38.1 |
| FY2019 | 63 | 7 | 4 | -18 | 15.0 | 38.7 | 13.5 | 32.3 |
| FY2020 | 80 | 7 | 5 | 10 | 14.3 | 40.9 | 13.5 | 33.6 |
| FY2021 | 87 | 8 | 6 | -20 | 15.8 | 50.9 | 15.5 | 29.9 |
| FY2022 | 95 | 9 | 6 | -10 | 14.5 | 52.4 | 15.5 | 30.3 |
| FY2023 | 116 | 10 | 5 | 10 | 11.7 | 45.8 | 20.0 | 30.8 |
| FY2024 | 132 | 11 | 7 | -6 | 14.3 | 62.0 | 19.0 | 32.4 |
| FY2025 | 149 | 13 | 7 | -5 | 12.3 | 57.6 | 21.0 | 32.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
ウィル(3241)は不動産業に属し、特筆すべきブランド力、特許、規制ライセンス、または独占的IPに関する情報は公開情報からは確認できない。同業他社との差別化要因となる無形資産は現時点では不明瞭である。
賃貸物件の入居者にとっては、現在の住居からの引っ越しに伴う手間や費用が発生するため、一定のスイッチング・コストが存在する。しかし、物件選択肢は多く、乗り換えが極端に困難な状況ではない。
不動産賃貸業において、ネットワーク効果が直接的に競争優位に繋がるビジネスモデルではない。入居者間のネットワークやプラットフォーム効果は限定的である。
不動産開発・賃貸においては、土地取得コストや建築コスト、管理コストなどが競争力に影響する。ウィルが構造的に他社より低コストで事業運営できるという明確な証拠はないが、効率的な物件管理や開発ノウハウは存在する可能性がある。
不動産賃貸業は規模の経済が働きやすい側面がある。物件数や管理戸数の増加により、管理コストの効率化や交渉力の向上が期待できる。ウィルは一定規模の事業を展開しているが、業界全体で見ると最適化された少数寡占状態とは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
首都圏を中心に安定した賃貸需要が見込める
物件管理の効率化によるコスト削減効果
新規開発物件による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
不動産市況の悪化による賃料下落リスク
金利上昇による借入コストの増加
競合他社との競争激化による稼働率低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ウィルへの投資が失敗するには、まず不動産市場全体が長期的に低迷し、賃料収入が期待通りに伸びない状況が続くことが考えられる。特に、首都圏の人口動態が悪化し、空室率が上昇し続けるシナリオである。また、同社が保有する物件の老朽化が進み、大規模な修繕費用が増大する一方で、新たな開発投資が市場のニーズと合致せず、収益性を悪化させる可能性もある。さらに、金利が持続的に上昇し、同社の財務コストを圧迫し、キャッシュフローを悪化させることも考えられる。競合他社がより低コストで物件を提供したり、魅力的な新築物件を供給し続ける中で、ウィルが競争力を維持できず、市場シェアを失っていくことも失敗要因となりうる。
5年後のモート予測
堅調な賃貸需要と効率的な物件管理により、安定的な賃料収入と緩やかな収益成長が期待される。新規開発物件も順調に進捗し、ポートフォリオの質が向上する。
不動産市況の変動を受けつつも、安定した物件ポートフォリオと管理ノウハウにより、現状維持に近い収益水準を保つ。緩やかな賃料上昇とコスト管理で収益性を維持する。
不動産市況の悪化、金利上昇、競合激化により、稼働率低下と賃料下落が進む。修繕費の増加も重なり、収益性が悪化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 69億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 32.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 3.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.27倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準