3417

大木ヘルスケアホールディングス(3417)に経済的な堀はあるか

卸売業 商社・卸売

株価

現在株価
1,037
2026-09-01
時価総額
185 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 2,076 6 7 12 6.0 53.9 15.2
FY2016 2,223 13 8 -8 5.5 54.4 16.3
FY2017 2,395 23 23 41 13.9 165.0 13.0 17.2
FY2018 2,585 20 21 23 11.7 146.5 17.0 17.4
FY2019 2,773 22 24 -14 12.3 170.7 18.0 18.9
FY2020 2,862 30 28 -36 12.5 202.7 19.0 20.7
FY2021 2,782 6 10 14 4.4 70.5 20.0 19.3
FY2022 3,044 21 22 -2 9.0 158.2 21.0 19.7
FY2023 3,347 20 22 71 7.9 160.5 22.0 20.1
FY2024 3,495 28 26 -123 8.5 193.5 24.0 22.2

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産0/5

公開情報からは、特許やブランド力、規制ライセンスなど、明確な無形資産による競争優位性は確認できません。卸売業という業態上、無形資産がモートの源泉となるケースは限定的です。

スイッチングコスト1/5

医療用医薬品卸売という性質上、医療機関や薬局との長年の取引関係や、特定の製剤・機器の取り扱いにおける信頼関係は、一定のスイッチング・コストを生む可能性があります。しかし、後発医薬品の普及や調剤薬局の再編など、乗り換えを促す要因も存在します。

ネットワーク効果0/5

ネットワーク効果が競争優位性の源泉となるビジネスモデルではありません。顧客(医療機関、薬局)と供給者(製薬会社)の間の仲介役であり、ユーザー数の増加が直接的な価値向上に繋がる構造ではありません。

コスト優位2/5

医薬品卸売業界は、規模の経済による効率的な物流網の構築がコスト競争力に影響します。大木ヘルスケアホールディングスは、一定の事業規模を有していますが、業界内での圧倒的なコスト優位性を示す具体的なデータは見当たりません。M&Aによる事業拡大は、効率化の可能性を示唆します。

規模の経済3/5

医薬品卸売業界は、M&Aによる業界再編が進み、上位数社による寡占化が進んでいます。大木ヘルスケアホールディングスは、この業界において一定のシェアを占めており、規模の経済を活かした効率的な事業運営が可能と考えられます。ただし、トップシェア企業と比較すると、その優位性は限定的です。

競合との比較優位

強気シナリオ

M&Aによる持続的な事業規模拡大と効率化の実現

高齢化社会の進展に伴う医薬品需要の安定的な増加

グループシナジーによる新たな付加価値サービスの提供

弱気シナリオ(モート侵食)

医薬品価格の引き下げ圧力や薬価改定による収益性の悪化

競合他社との激しい価格競争やM&A競争

製薬会社の直販強化や異業種からの参入リスク

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、医薬品卸売業界の構造が根本的に変化し、大木ヘルスケアホールディングスが持つ規模の経済や既存の取引関係が陳腐化する必要があります。例えば、製薬会社が直接、あるいはデジタルプラットフォームを通じて医療機関や患者に直接販売するモデルが主流となり、中間流通業者の役割が著しく低下した場合です。また、政府による薬価抑制策が極めて厳格化され、卸売マージンがさらに圧縮される状況も考えられます。さらに、強力な競合他社が、より積極的なM&Aや技術革新を通じて、圧倒的なコスト競争力や新たなサービスモデルを確立し、大木ヘルスケアホールディングスを市場から駆逐するシナリオも考えられます。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は失われ、投資としての魅力は大きく損なわれるでしょう。

5年後のモート予測

強気

M&Aによる規模拡大と効率化が進み、医薬品卸売市場における地位を強化。高齢化による需要増を背景に、安定的な収益成長を達成する。

中立

業界再編の進展と並行し、既存事業の効率化を進める。薬価改定の影響を受けつつも、一定のシェアを維持し、緩やかな成長を続ける。

弱気

薬価引き下げ圧力や競合激化により収益性が悪化。M&A戦略が奏功せず、市場シェアが低下するリスクに直面する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 185億
2. 健全な財務 自己資本比率 22.2%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 40.0%
6. 適度なPER PER 7.0倍
7. 適度なPBR PBR 0.60倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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