高千穂交易(2676)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 190 | 5 | 3 | 8 | 2.0 | 29.7 | — | 74.5 |
| FY2017 | 196 | 7 | 1 | -3 | 0.9 | 14.0 | 24.0 | 75.1 |
| FY2018 | 199 | 10 | 5 | 8 | 3.6 | 53.5 | 24.0 | 72.9 |
| FY2019 | 206 | 8 | 2 | 1 | 1.4 | 21.4 | 24.0 | 73.2 |
| FY2020 | 206 | 9 | 5 | -0 | 3.9 | 61.6 | 24.0 | 72.7 |
| FY2021 | 208 | 10 | 9 | 8 | 5.8 | 98.6 | 25.0 | 72.9 |
| FY2022 | 234 | 14 | 12 | -9 | 7.3 | 134.7 | 55.0 | 74.2 |
| FY2023 | 252 | 15 | 14 | 17 | 8.5 | 158.5 | 133.0 | 73.3 |
| FY2024 | 281 | 21 | 15 | 25 | 8.7 | 158.2 | 158.0 | 71.8 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 160.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
高千穂交易は特定のブランド力や特許、規制ライセンスに依存する事業モデルではない。独立系の商社であり、特定の無形資産による競争優位性は見られない。
一部の顧客においては、長年の取引関係や特定のサプライヤーとの結びつきにより、スイッチングコストが発生する可能性がある。しかし、全体として乗り換え障壁は低いと考えられる。
事業内容は電子部品や半導体、FA機器の販売であり、ユーザー数の増加がサービス価値を高めるネットワーク効果は発生しない。
商社としての効率的な調達・販売網は一定の強みとなりうるが、他社も同様のインフラを持つため、構造的なコスト優位性は限定的である。為替変動リスクも存在する。
電子部品・半導体商社として一定の規模を持つが、業界内では多数の競合が存在し、寡占化が進んでいるとは言えない。規模の経済による決定的な優位性は見出しにくい。
競合との比較優位
強気シナリオ
半導体・電子部品市場の長期的な成長
新規取扱製品・サプライヤーの開拓による事業拡大
M&Aによる事業規模の拡大とシナジー創出
弱気シナリオ(モート侵食)
半導体・電子部品市場の市況悪化
主要サプライヤーとの関係悪化や取扱製品の陳腐化
競合他社との価格競争激化による収益性低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
高千穂交易の投資が失敗するには、まず同社が持つ既存の顧客基盤やサプライヤーネットワークが、競合他社に対して劣後し始める必要がある。具体的には、競合がより有利な条件(価格、納期、技術サポート)を提示し、顧客が容易に乗り換える状況が常態化すること。また、同社が注力する成長分野(例:車載半導体、IoT関連)において、技術革新のスピードに追随できず、取扱製品の競争力が低下することも考えられる。さらに、グローバルなサプライチェーンの再編や地政学的リスクの高まりが、同社の調達・販売網に深刻なダメージを与え、コスト競争力や安定供給能力を失うシナリオも想定される。最終的には、これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性が持続的に悪化し、市場での存在意義が薄れることが、この投資の失敗を決定づけるだろう。
5年後のモート予測
半導体・電子部品市場の堅調な成長と、同社の新規開拓が奏功し、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。特に成長分野でのシェア拡大が期待される。
市場の変動に影響を受けつつも、既存事業を維持し、緩やかな成長軌道をたどる。為替変動や市況の影響で業績は上下する可能性がある。
半導体市況の悪化や競合激化により、売上・利益ともに減少。取扱製品の競争力低下やサプライヤーとの関係悪化が響き、厳しい経営環境に直面する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 181億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 71.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 17.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.08倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準