北紡(3409)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 5 | 0 | 0 | -0 | 1.1 | 0.4 | — | 35.7 |
| FY2016 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1.1 | 0.5 | — | 37.5 |
| FY2017 | 4 | 0 | 0 | 1 | 6.8 | 32.5 | 0.0 | 42.2 |
| FY2018 | 5 | -0 | -0 | -0 | -1.3 | -6.1 | 0.0 | 41.3 |
| FY2019 | 6 | -1 | -0 | -1 | -10.5 | -40.2 | 0.0 | 35.1 |
| FY2020 | 6 | -1 | -1 | 0 | -7.0 | -5.7 | 0.0 | 47.6 |
| FY2021 | 8 | -1 | -1 | -5 | -11.9 | -7.9 | 0.0 | 52.1 |
| FY2022 | 12 | -2 | -3 | -3 | -28.3 | -15.5 | 0.0 | 46.2 |
| FY2023 | 13 | -1 | -1 | 1 | -12.8 | -5.9 | 0.0 | 48.3 |
| FY2024 | 16 | -0 | -1 | -0 | -4.6 | -2.6 | 0.0 | 53.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
北紡は特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという公開情報は見当たらない。汎用的な繊維製品の製造が中心であり、無形資産による競争優位性は低いと考えられる。
顧客は特定の用途向けにカスタマイズされた繊維製品を調達する場合、仕様変更やサプライヤー変更に一定の手間やコストが発生する可能性がある。しかし、汎用的な繊維製品においては、代替サプライヤーへの切り替えは比較的容易であると考えられる。
繊維製品の製造・販売事業において、ユーザーが増えることで製品やサービスの価値が増大するネットワーク効果は発生しない。
長年の事業運営で培われた生産ノウハウや、規模の経済による一定のコスト競争力は存在する可能性がある。しかし、グローバルな繊維産業においては、より低コストな生産国との競争に晒されており、圧倒的なコスト優位性を確立しているとは言えない。
国内の繊維産業においては一定の規模を持つが、グローバル市場全体で見ると、大手グローバル企業と比較して規模の経済による優位性は限定的である。業界全体が多数のプレイヤーで構成されており、寡占化は進んでいない。
競合との比較優位
強気シナリオ
高機能繊維や特殊用途向け製品の開発・製造における技術革新が進み、ニッチ市場で高いシェアを獲得する。
環境負荷低減に貢献するサステナブルな素材開発や製造プロセスを確立し、ESG投資家からの評価を高める。
M&Aなどを通じて事業規模を拡大し、コスト競争力や調達力を強化する。
弱気シナリオ(モート侵食)
海外の低コスト製品の流入により、国内市場での価格競争が激化し、収益性が悪化する。
主要顧客の需要低迷や、代替素材へのシフトにより、売上が減少する。
原材料価格の変動リスクに対応できず、利益率が圧迫される。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
北紡の投資が失敗するシナリオは、同社が長年培ってきた生産技術や品質管理能力が陳腐化し、競合他社がより効率的で低コストな生産体制を確立した場合に現実味を帯びる。特に、新興国メーカーが技術革新を取り込み、品質と価格の両面で北紡を凌駕する状況が想定される。また、主要顧客が北紡の製品に依存する度合いが低下し、代替サプライヤーへの切り替えが容易になることで、北紡の交渉力が失われ、価格決定権を奪われることも、失敗への道筋となりうる。さらに、環境規制の強化や消費者のサステナビリティ意識の高まりに対応できず、製品の市場競争力を失うことも、投資の失敗要因となりうる。
5年後のモート予測
高付加価値製品へのシフトと新規市場開拓により、売上・利益ともに着実な成長を遂げる。特に、環境配慮型素材や機能性繊維の分野で強みを発揮する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。原材料価格の変動や為替の影響を受けながらも、コスト管理と品質維持で収益性を確保する。
国内外の競争激化や需要の低迷により、売上・利益ともに減少傾向が続く。価格競争への巻き込まれや、コスト増への対応遅れが響く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 42.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 3年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 3.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.24倍 |
合格数:3/7 部分的合格